「フリーランスになったら何をすればいいんだろう。準備することはもちろん、これからの生活のために必要なことを教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。その時々に応じた働き方をしており、一時的にフリーランスも経験しています。準備不足のフリーランスは1年経たずに生活に困ります。
当記事の内容はこちら
- フリーランスになったら準備したい12のこと
- どうしてもフリーランスとして食べていけなくなったら
あなたがフリーランスの生活で悩まないよう、『仕事に困らない方法』『万が一の保険』『仕事に役立つアイテム』など、フリーランスの仕事に必須の準備をまとめました。
当記事の内容を1つずつ実践していきましょう。
1.フリーランスになったら準備したい12のこと
以下のとおりです。
- 国民健康保険に加入する
- 国民年金に加入する
- 開業届を提出する
- 確定申告のソフトを準備する
- フリーランス用の補償制度に加入する
- 福利厚生サービスに加入する
- 名刺を作る
- 個人ブログを開設する
- 個人のSNSを開始する
- 仕事を獲得するサービスに登録する
- できる限り生活費を減らす
- 経費(領収書)をまとめる環境を作る
これとは別で、フリーランスになる前にすべきこともあります。
- クレジットカード作成
- 住む場所の確保(引越しも含めて)
- 貯金(1年間無収入でも食べていける)
ここまで準備できてようやくフリーランスとして独立できます。
① 国民健康保険に加入する
加入が義務付けられています。手続きは退職日の翌日から14日以内にあなたの居住地の市町村役場で行います。(全国健康保険協会の支部でも手続き可能です。)
サラリーマンの時は半額を会社が負担してくれていました。フリーランスになると全額納める必要があります。
国民健康保険の計算は複雑なので、以下のサイトの自動計算を利用しましょう。
こちら 国民健康保険の自動計算サイト
サラリーマンからの独立なら任意継続も可
2年間だけ、会社時代の保険を使うことができます。会社が半額を負担していたため、任意継続でも個人で満額を支払うことになります。
最大で1ヶ月3万円の支払い。フリーランスとしての所得が高ければお得です。一人分の保険料で家族全員の支払いになるので、既婚者は任意継続した方がいいですよ。(奥さんが扶養の場合。)
とは言え、この保険関係って複雑で調べてもよく分からないんですよね。全国健康保険協会の支部に行き、直接相談するとラクです。担当の方が慣れてますしパンフレットも頂けますよ。
② 国民年金に加入する
国民年金も加入が義務付けられてます。
国民年金の支払額は日本年金機構でチェックしましょう。
こちら 日本年金機構 国民年金の保険料
厚生年金の時は会社が折半+引き落とししてくれてましたね。改めてあなたが国民年金の支払いをしないといけません。
それぞれフリーランスとしての年収も違います。1度、最寄の年金課に相談してみましょう。
③ 開業届を提出する
開業届と青色申告承認申請書を提出しましょう。基本的に独立1ヶ月以内に提出するものですが、提出せずに仕事をしている人もいます。
ただ、提出することでメリットがあるんです。
- 青色申告ができる(節税になる)
- 小規模企業共済制度が利用できる(節税になる)
- 屋号が付けられる
特に『青色申告』が大きいです。電子帳簿+電子申告することで最大65万円分の控除が受けられます。所得にもよりますが20万円くらい節税できると思えばOKです。
小規模企業共済制度は『個人事業主の退職金』のようなもの。月々1,000~7万円の積立が可能。最大で120%ほど戻ってくる可能性があるほか、全額節税になります。
※小規模企業共済制度についてはデメリットもあります。
開業届の書き方などは以下の記事で解説しています。まだ提出していないあなたはご覧ください。
-
フリーランスが開業届を提出するメリット・デメリット『書き方も解説』
続きを見る
④ 確定申告のソフトを準備する
フリーランスは確定申告して納税する義務があります。避けては通れないものなので準備しましょう。
ほとんどのソフトが『クラウド式』になっています。クレジットカード、銀行口座、レジなどの情報を登録・自動で入出金の記録を読み込みます。
スマホで領収書をスキャン。読み込むことも可能です。
人気の会計ソフトは以下の4つです。
freee | 30日間無料、月額980円。2016年のデジタルインファクト調べでクラウド会計ソフトシェア率No.1の44%!間違いもアラームで表示されるなど初心者向け。
やよいの青色申告オンライン | 1年間無料で使用可能。時年度から年額8,000円。値段の安さで人気。
みんなの青色申告 | ソフト購入およそ6,000円。以後は毎年6,000円で使用可能。直接入力のらくらく仕訳入力が便利なので、入力数の少ないフリーランスにおすすめ。
マネーフォワード | 個人事業主は月額1,280円。請求書や経費のグラフ化が可能なので、店舗向け。
それぞれの説明は以下の記事をご覧ください。
-
フリーランスの会計ソフトを使うならどれ?確定申告が時短になる4選
続きを見る
書籍で学ぶ・税理士に頼むことも考える
確定申告用のソフトを使っても簿記・経理の知識がないと限界があります。
※freeeのようにほぼ知識ゼロでも使えるソフトもあります。それでも何を経費にすべきかの判断が付かないため勉強は必須です。
初心者向け確定申告用の書籍も購入しましょう。
『何も分からないままフリーランスになっちゃいました』が漫画で分かりやすいです。
他の書籍は『【随時更新】フリーランスが生きていく助けになる本のまとめ【必読】』で紹介しています。
既に年収が400万円ほどあるのなら税理士さんに丸投げするのも方法の1つ。節税対策してくれますし、税金で悩まなくていいのはラクですよね。
税理士紹介ネットワークを使うと最寄のフリーランス向け税理士さんが見つかります。問い合わせだけも可能なので悩んだら相談してみましょう。
>> 税理士紹介ネットワーク
請求書や領収書作成も検討する
フリーランスだと各種書類も自分で作成しないといけません。
フリーランス向け会計ソフトによっては『請求書などの書類作成が可能』です。しかも自動で帳簿付けしてくれるサービスも。
おすすめはやはり『freee』ですね。帳簿と連動してますし、請求書の郵送サービスもしてますよ。
▼無料の請求書作成サービスも含めて知りたいならこちら▼
-
『無料』フリーランスが請求書を作成できるサービス4選『悩みゼロ』
続きを見る
⑤ フリーランス用の補償制度に加入する
まさかの時の助けになります。
大きなものだと『第3者の事故』があります。ドローン撮影中にドローンが落下。誰かの頭に落ちたとかですね。
軽度のものだと納期遅れ。納期が遅れたのでクライアントに損害を与えた時も補償が必要です。数百万を超えることもあるので補償加入は大事ですね。
補償内容は以下のとおりです。
- 第3者への事故、怪我。業務中の事故。受諾物の事故。
- 納期遅れ
- 著作権侵害
- 情報漏えい
- 納品物不備
フリーランス向けの補償サービスは大きく2つです。
フリーランス協会 | 月額およそ800円。損害補償サービスの他にWELBOXなどの福利厚生も付帯します。
FREENANCE | なんと無料で損害補償サービスに入れます。補償ゼロなら取りあえず加入すべき。
▼フリーランス協会について詳しいサービス内容はこちら▼
-
フリーランス協会の各保険・サービスの利用結果を紹介『評判・口コミ』
続きを見る
⑥ 福利厚生サービスに加入する
フリーランスでも福利厚生が使えます。加入先は以下の3通りです。
- クラウドソーシングやスキルマーケットで無料加入
- フリーランス向け求人サイトで無料加入
- 有料の福利厚生サービスに加入
クラウドワークスやランサーズで月一定額を稼いでいると無料の福利厚生サービスに加入できます。これが1番ラクですね。
・フリーランスライフサポート | 日本全国23万を超える施設を割引で利用可能。(クラウドワークスのサービス)
・フリーランストータルサポート | 全国25万施設で優待・割引。大企業と同等レベル。(ランサーズのサービス)
例えば平日に温泉街の個室露天風呂の旅館に1人12,000円程度で泊まれます。格安。
フリーランス向け求人サイトのクラウドテックは『リスクサポート』が受けられます。何と無料で病気や怪我の補償が付きます。
・クラウドテック リスクサポート | 病気やケガで仕事ができない状況が90日以上続いた場合に最長10年間、毎月5万円支給。
フリーランス協会・あんしん財団も有料ながらWELBOXのサービスが受けられます。JAバンクも使用している優待サービスです。
福利厚生を使えば『旅行』だけじゃなくて『交通費』『宿泊費』『健康診断』も安くなります。元が取れますので何かに加入しましょう。
以下の記事で10選紹介しています。
-
『えっ?無料もあるの!』フリーランス向けの福利厚生サービス10選
続きを見る
⑦ 名刺を作る
仕事を獲得しやすくなります。
フリーランスや個人事業主は人とのつながりを大事にしています。後から急に連絡が来て仕事になることあるんですよ。
だから以下の内容は書くべき。
- 連絡先
- サイトURL
- SNSのアカウント
- 名前、肩書き
1回でも勉強会に参加すれば10枚単位で減ります。300枚ほど作りましょう。
名刺が作成できるサービスはピンキリです。個人で入稿できるなら格安で作成できますが、デザインが無理なら『デザイン依頼』または『デザインから作成できるサービス』を利用します。
以下のどちらかを使いましょう。私はwhooで作りました。
カスタムデザイン名刺【whoo】 | 3,550円~でデザイナーが作成したテンプレートの名刺が作成可能。私も使用しています。
ココナラ | プロのデザイナーが2,000円~で名刺デザインを販売。こちらで納品用データを作成して、ラスクルで印刷。1,000部が4,000円で頼めます。
さらに詳しくはこちらをどうぞ。
-
フリーランスの名刺作りを解説『仕事が増える内容が1から分かる!』
続きを見る
バーチャルオフィスの利用も検討する
自宅の住所や電話番号を書くのって怖いですよね。でもハンドメイド品販売やネットショップ経営をする場合、住所の記載が必須です。
なのでバーチャルオフィスで住所のレンタルも考えましょう。
月に3,000円ほどで東京など一等地の住所をレンタルできます。その住所に宅配されたものがあなたの住所に転送されます。会議室として利用も可能なので来客時にも使えますよ。
価格がリーズナブルで利用者が多いのが『Karigo』。格安で一等地の住所がレンタルできます。ご検討ください。
⑧ 個人ブログを開設する
ブログが仕事獲得の窓口+収入源になります。
- ブログを通じてあなたのスキルを売る
- 企業から連絡が来て仕事になる
- 広告を貼って広告収入を得る
- ポートフォリオにする
もちろん名刺にも書けますよね。紙媒体のポートフォリオと違って作品や直近の仕事情報を追記できます。
1年ほどコツコツ継続すれば月1~5万の収入源にすることも可能。クラウドソーシングなどと違って個人で完結する仕事の1つです。
個人ブログの開設方法について
目的によって変わります。単純に『コミュニティ』として使いたいならアメーバブログでも構いません。収入源にしたいならレンタルサーバーを借りてワードプレスブログ作成をお勧めします。
開設自体は簡単です。難しいのは運営ですね。今は企業やAmazon・楽天が強すぎて個人ブログが検索結果に登場しにくいからです。
詳しいノウハウや製作までの流れは以下の記事をご覧ください。
-
フリーランスのブログ活用法『月収50万1日6時間勤務実現のために』
続きを見る
私の別ブログでもブログ運営の細かな内容を掲載しています。
⑨ 個人のSNSを開始する
ツイッターやインスタグラム、可能ならビジネス系のSNSも開始しましょう。
SNSは住む地域も立場も違う様々な人とつながれるツールです。正しく利用すれば仕事につながります。あなたがフリーランスとして方向性に悩んでいる時もためになる言葉がもらえます。
フリーランスは信用が命です。仕事がなくても信用があれば誰かが助けてくれます。信用がなくなっちゃうと、誰も助けてくれなくなります。
だからフォロワーさんを数で見るんじゃなくて人として見ましょう。以下おすすめのSNS3つです。
Twitter | 同じフリーランスや個人事業主、副業系の人とつながりやすいです。
インスタグラム | カメラマンやネットショップ関係と相性がいいです。インスタグラムでハンドメイド品を販売することも可能。
Wantedly | 直接仕事につながらなくても、人脈が広がります。業務委託契約の話が来ることも。
フリーランスのSNS活用方法は以下の記事をどうぞ。
-
フリーランスの正しいSNS活用方法5つ『信頼獲得+出会いにつなげる』
続きを見る
⑩ 仕事を獲得するサービスに登録する
フリーランスが仕事を獲得するのは大変です。リアルで仕事をもらえれば1番いいんですが、事前に人脈を作っておかないと無理ですよね。
そこで、フリーランス向けの仕事が獲得できるサービスの利用を考えます。分かりやすいのは以下の4つですね。
クラウドソーシング | 不特定多数の人に依頼されている仕事が見つかる場所
スキルマーケット | あなたのスキルを売り、買う人を募集する
ネットショップ運営 | あなたの作成した商品・仕入れた商品を販売する
フリーランス向け求人サイト | 企業の業務委託案件や常駐案件を紹介してもらう
クラウドソーシング
クラウドソーシングは豊富な仕事を企業・個人が発注している場所です。仕事が掲示板に張り出されているイメージで見るといいですね。
- アプリ開発
- データ入力
- Webライター
- イラスト募集
など、ほぼ全てのジャンルの仕事が見つかります。欠点は単価にばらつきがあることと、たまにバックれるクライアントがいること。
しかしほとんどは安心できるクライアントさんばかりです。あなたが120%の力を発揮した製品を納品すれば個別に業務委託につながる可能性もあります。
クラウドソーシングの登録方法・おすすめサービスは以下の記事からご覧ください。
-
フリーランスが仕事を獲得できる"おすすめ"クラウドソーシング4社
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-
クラウドソーシング初心者が月2万円を稼ぐための手順『1から解説』
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スキルマーケット
スキルマーケットはあなたが『販売する側』になり、イラストやテンプレート・技術を買ってもらう場所です。クラウドソーシングとは逆の立場になりますね。
ポイントは『スキルマーケットの中にも上位表示の条件』があること。たくさん販売して目立つ場所で紹介してもらえたら売れますよね。
だから薄利多売がいいとも限りません。
技術に付加価値をつけて、とにかく短期間でたくさん販売することがコツです。イラスト系でも『カフェで使える抽象画』みたいに限定した方がいいですよ。
おすすめスキルマーケットは以下の記事で紹介しています。
-
フリーランスが"スキルを販売"できるおすすめスキルマーケット8社
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ネットショップ運営
ネットショップ運営はサービス・モノのどちらかを販売する場所です。スキルマーケットと違い、ネット上の『個人店』を持つイメージですね。
- ハンドメイド品販売
- セレクトショップ的にあなたが売りたいものだけを厳選して販売
- スキルの販売
自由な発想で売りましょう。ファッションアイテムならインスタグラムと連動して販売するのが主流です。ほとんどのECサイト作成サービスで利用できます。
おすすめのネットショップ運営サービスはこちらで紹介しています。
-
『簡単』フリーランスがネットショップ『ECサイト』で稼ぐ方法
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フリーランス向け求人サイト
企業を仲介してフリーランス向けの仕事を斡旋してもらうサービスです。転職サイトのフリーランス版と思えば分かりやすいですね。
- 福利厚生が付帯するケースが多い
- あなたのレベルに見合った案件を紹介してもらえる
- 個人で仕事をするより単価が高い(交渉も可能)
- Webライター系の求人もある
サービス内容が手厚いので、仕事がなくなったら取りあえず相談すべきです。特にIT系フリーランス向けのサービスが多いですね。
以下、フリーランス向け求人サイトの状況別のまとめです。
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『よし、相談だ!』フリーランスのエージェントサービス8選『安心』
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⑪ できる限り生活費を減らす
固定費を減らすことから考えましょう。
- 家賃を減らす
- 車を持たない
- 所得補償制度を利用する
- 国民年金・国民健康保険を一括で支払う
上記4つからスタートします。
家賃を減らす方法について
フリーランスは常駐契約でない限り自由な場所で働けます。住まいをシェアハウスや郊外の物件にしましょう。月40,000円以下の家賃で住むことができます。
フリーランス向けのシェアハウスは『【オークハウス】』で検索できます。エンジニア専門・Webライター専門のシェアハウスもあったりで面白いですよ。
車を持たない生活について
カーシェアを利用します。車が無ければ維持費で必要な年間30~40万円がゼロ円。駐車場代も浮きますよね。
所得補償制度を利用する
フリーランス向けの保険的に使えます。長期間働けなくなった時の補償や損害補償も受けられます。値段が安いのでお得ですよ。
フリーランスの損害補償サービス。無料で利用可能。
-
フリーランスの無料補償制度『FREENANCE』のメリットを解説
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フリーランス協会の紹介記事。補償サービス・福利厚生もあり。
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フリーランス協会の各保険・サービスの利用結果を紹介『評判・口コミ』
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国民年金・国民健康保険を一括で支払う
一括支払いすることで合計3万円ほどお得になります。クレジットカード払いにすればポイントが付くのでさらにお得。
月々2,000円分くらい浮かすことができますよ。
上記の4つを取り組むだけでも固定費はかなり浮きます。詳細は以下の記事をご覧ください。
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フリーランスが生活費を節約する5つの方法『軌道に乗るまでの耐え方』
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⑫ 経費(領収書)をまとめる環境を作る
フリーランスは経費の関係で領収書の管理が必須です。取りあえず捨てずに取っておけばいいんですけど、保管期間が長いのでなくしちゃうんですよね。
注意点は以下のとおり。
- レシートは文字が消えやすいので必ず折りたたむ。またはクリアケースに入れる。
- クレジットカードの場合は利用控えを保管。1ヵ月ごとの明細も保存する。
可能ならもう少し細かく管理します。
- 時間順に整頓する
- 科目ごとに分ける
領収書整理用のグッズも販売されています。最初に揃えて置くと万が一税務署が来たときに役立ちますよ。蛇腹式のファイルケースがお勧めです。
以上でフリーランスになったら準備したいことは終わりです。一杯ありましたね。
次にフリーランスの『万が一』の備え方をお話します。たまたま仕事がない日が続いて食べていけなくなる可能性がありますよね。その時の対処法です。
2.どうしてもフリーランスとして食べていけなくなったら
無理にフリーランス一本にするのをやめましょう。
正直言って働き方はどういう状況でもいいです。まずは食べていくことを考えます。別の仕事をしつつフリーランスの営業も継続。
フリーランスの収益が安定したら再び独立しましょう。フリーランス・パラレルキャリア・会社員の使い分けをすれば不安な気持ちもやわらぎます。
一時的にフリーランス+バイトのダブルワークを検討する
アルバイトは安定収入になりやすい+採用されやすいメリットがあります。
別にレジ打ちやコンビニ仕事をする必要はありません。あなたのフリーランス活動と関連するアルバイトを選べば無駄になりませんよね。
- カメラマン → ブライダルカメラマンのアルバイト
- イラストレーター → フリーペーパーのアルバイト
- アフィリエイター → ブログ、メディア編集のアルバイト
アルバイトやパートの仕事は豊富です。若くて能力ある人なら早く採用されます。労働力不足の時代ですからね…。
アルバイトで得た知識・技術をフリーランスの活動に役立てましょう。アルバイト先の気に入られたら正社員雇用や業務委託契約につながる可能性もありますよね。
基本の仕事と平行して『ストック収入確保』の仕事をする
アルバイトは安定収入ですが『ストック収入』ではありません。あなたが別の作業をしている間にお金を稼いでくれる仕組みを作らないと基本の収入は増えませんよね。
ストック収入確保の仕事について
- ストックフォト
- オーディオストック
- ブログ、メディア運営(完全不労所得にはなりませんが)
- テンプレートをスキルマーケットで売る
効率化の仕組みを作るのも有効です。ハンドメイド品販売なら、人気のあるハンドメイド品の型を作り量産することが可能ですよね。こんなイメージ。
35歳までに稼ぐ仕組みを作る
35歳以上になって食べていけなくなると正社員に戻るのが難しくなります。
半不労所得を作りつつ、信用を積み重ねて長期雇用の業務委託契約を狙わないといけません。この仕組みを作らないとパートでしか食べていけなくなりますよ。
それも考えて、稼げている時こそ努力するのが大切です。
▼35歳以降もフリーランスが食べていく戦略について▼
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フリーランスが35歳以上でも食べていくための戦略『投資+個人』
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まとめ:フリーランスの悩みの大半は準備で解決できます
フリーランスってやることがたくさんです。でも最初の準備をしていないと、半年後・1年後に食べていけなくなります。それって残念ですよね。
フリーランスも会社員も目的は『食べていくこと』です。特にフリーランスはサボったらお金が入ってきません。最初は会社員以上に働いてお金を稼がないと潰れます。
当記事でお話した準備を全て行いましょう。
- 国民健康保険に加入する
- 国民年金に加入する
- 開業届を提出する
- 確定申告のソフトを準備する
- フリーランス用の補償制度に加入する
- 福利厚生サービスに加入する
- 名刺を作る
- 個人ブログを開設する
- 個人のSNSを開始する
- 仕事を獲得するサービスに登録する
- できる限り生活費を減らす
- 経費(領収書)をまとめる環境を作る
1ヶ月かけてでも準備する価値がありますよ。
以上、「フリーランスになったら準備したい12のこと『独立失敗を防ぐ施策』」という記事でした。
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