「フリーランスが生活費を節約する方法が知りたい。固定費を下げれば下げるほど、少ない稼ぎでも食べていけるじゃないですか。軌道に乗るまでは食いつなぎたい。」
という疑問にお答えします。フリーランスを活かした生活費を節約する方法が分かります。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒の時点でコツコツと個人事業を開始。節約もしていたため、30歳までに無事1,000万円を貯めました。
当記事の内容はこちら
- フリーランスが生活費を節約する5つの方法
- フリーランスの良いお金の使い方・悪いお金の使い方について
フリーランスって会社員のように守られていません。単発的に月100万稼いでも全額貯金するくらいの考えが必要です。
基本となる生活費も限界まで下げましょう。当記事の方法を使えば月15万で生活することも可能です。どうぞご覧ください。
1.フリーランスが生活費を節約する5つの方法
以下の5つです。
- シェアハウス・家賃の安い田舎に住む
- 車を持たない
- フリーランス向けの所得保障制度を使う
- 国民健康保険・年金を一括で支払う
- 基本的に平日行動にする
もちろんフリーランスの仕事内容にもよります。常駐案件だったら通勤が必要になりますからね。
リモートメインのフリーランスエンジニア・イラストレーター・WEBマーケティング系だったら使える方法です。お試しください。
方法① シェアハウス・家賃の安い田舎に住む
固定費で1番高いのが家賃です。家賃を下げるだけで年間30万円以上の節約ができたりしますね。
- シェアハウス
- 田舎の物件
上記を狙うだけで格安になります。
シェアハウスはリビングやトイレなど、一部の設備を共同で使う住み方です。部屋にトイレやお風呂が付いている場所もあります。
家賃が30,000~50,000円。共益費が高めで10,000円くらいしますね。物件によっても変わるので調べてみましょう。
自分のお部屋とは別に、共同利用できる共有スペースを持った賃貸住宅のことで、共同住宅ならではの「共有」と「交流」を楽しめるあたらしい住まいの形として外国人、日本人を問わず認知されています。
引用 オークハウス
田舎の物件も家賃が50,000円以下で1DKがあります。ただし駅まで徒歩30分など不便なので、仕事との関係で場所を決定しましょう。
シェアハウスの大手は『オークハウス』です。オークハウスで他の賃貸系検索と同じようにシェアハウスが見つかります。
\共通の仲間だけが住むシェアハウスも見つかります/
累計5万人が利用の最大手
シェアハウスについては以下の記事も参考になります。
-
フリーランスがシェアハウスに住むメリット3つとおすすめの探し方
続きを見る
方法② 車を持たない
軽自動車でも年間維持費が30~40万円かかります。
車ってガソリン代だけのイメージですよね。実際は消耗品・車検・税金・買い替えの費用・保険など、月30,000~50,000円の維持費になってます。
フリーランスは仕事内容次第で通勤が必要ありません。車に乗る機会も減りますよね。それなら車を持たない生活をしましょう。
- 車の維持費がゼロになる
- 駐車場代金もいらない
- 車関係のサービスに加入する必要もない
上記メリットがあります。
仕事上、交通手段として必要なら『軽自動車』にしましょう。軽自動車なら維持費が最低限で済みます。乗らないのに高級車を持つのが1番のリスクですね。
必要な時のみカーシェアリングを利用する
突発的に車が必要なシーンがありますよね。そういう時はカーシェアです。利用時間に応じてお金がかかりますが、1度の利用で3,000円とかそのレベル。
カーシェアサービスの近くに住むことも考慮する価値がありますね。そのくらい節約可能。
なお、車を経費にする場合は車を仕事に使う必要があります。キロ数の計算など細かく計算しないとダメです。
方法③ フリーランス向けの所得補償制度を使う
フリーランス協会にフリーランス向けの所得補償制度があります。クラウドテックから仕事を引き受けるとリスクサポートという医療保険的なサービスが受けられます。
フリーランスは働けなくなったら1円もお金が入ってきません。会社のように有給がありませんからね。だからリスクに備えるのは大事です。
生活費がギリギリなら安価で補償になるサービスを利用しましょう。
以下の3記事が参考になります。
フリーランスの損害補償サービス。無料で利用可能。
-
フリーランスの無料補償制度『FREENANCE』のメリットを解説
続きを見る
フリーランス協会の紹介記事。補償サービス・福利厚生もあり。
-
フリーランス協会の各保険・サービスの利用結果を紹介『評判・口コミ』
続きを見る
クラウドテックのリスクサポートなど、フリーランスのお得なサービスを紹介。
-
『えっ?無料もあるの!』フリーランス向けの福利厚生サービス10選
続きを見る
方法④ 国民健康保険・年金を一括で支払う
一括払いにすると少しお得です。
- 国民年金 → 2年前納一括払いでおよそ15,000円お得
- 国民健康保険 → およそ4%お得
1~2年の一括払いで2~3万円安くなるとお考えください。ただし、市町村や年度で変わります。
Q8:保険料を前納納付すると、保険料は安くなりますか?
A8:はい、保険料を前納納付されますと、毎月納付した場合と比べて、保険料が割引きされます。(複利現価法による年4%)
引用 全国健康保険協会
クレジットカード支払いにすればさらにお得
国民年金・国民健康保険料はクレジットカード支払いが可能です。
国民年金は2年間一括支払いでおよそ40万円。国民健康保険は前年度の所得に応じて変わりますが、分かりやすく1年で36万円。2年で72万円とさせて頂きます。
2年で112万円分をクレジットカード支払い可能。1.5%ポイントが付くとして1万6,800円分お得ですね。
一括払いと含めて2年間で5万円お得。1ヶ月換算だと2,083円浮く計算になります。
方法⑤ 基本的に平日行動にする
平日は節約になる内容が多いです。
- 平日限定のサービスプランが多い
- 宿泊費が安い(出張費用が安くなる)
- 平日会員のサービスが利用できる(スポーツジムなど)
観光地も空いてますね。
移動に関しては『工事をしている』など渋滞するケースがあるのでお得とは断言できません。通勤・帰宅ラッシュは避けましょう。
人の混雑ストレスがないのはメリットです。節約とは関係ないものの、生活がちょっと楽しくなりますよ。
節約すれば月々の収支が黒字になりますよね。フリーランスの収入はまず安定して黒字化するのが大切です。
▼収入の目安を知りたいならこちら▼
-
フリーランスの収入目安について『あなたが目指す額の計算方法』
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生活費を節約したら、無駄にならないお金の使い方をしましょう。貯金するのはもちろん『資産になるお金の使い方』をしないと将来の備えになりません。
2.フリーランスの良いお金の使い方・悪いお金の使い方について
将来につながる、価値ことが良いお金の使い方。
消費的な内容が悪いお金の使い方です。
事業用のお金はあくまで『事業用』に使います。これができれば経費の計算もしやすいですよね。
良いお金の使い方:健康・仕事・人脈に関係すること
フリーランスは身体が資本です。倒れても有給ってありませんからね。健康のためにお金や時間をかけるのはありです。
仕事道具にお金を使うのも基本。ここをケチっちゃうと逆にお金が稼げなくなります。
人脈も仕事の幅が広がります。あなたのピンチを助けてくれる人も見つかったりしますので、交際費は使いましょう。
それぞれ具体例を紹介しておきますね。
健康:人間ドック・スポーツジム
- 人間ドックで身体を調べる
- スポーツジムに通って運動をする
- プロテインなど身体を作るグッズを買う
どれも『福利厚生』でちょっとお得になります。フリーランス向けの福利厚生は利用しましょう。無料のものもありますよ。
-
『えっ?無料もあるの!』フリーランス向けの福利厚生サービス10選
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仕事:有料のツール・コワーキングスペース利用
- WEBツールを有料版にする
- コワーキングスペースの会員になって集中して作業する
- カメラ、DTMソフトなど個々の活動に必須の機材に投資する
WEBツールに関しては無料でも十分使えるものがあります。色々試して課金するものを決定しましょう。
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お金のないフリーランスが外注費用を減らせる8つのツール『便利』
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人脈:交際費・勉強会
- 関係性のある仕事の勉強会・セミナーに参加する
- 広告系のイベントに参加する
- 取材を申し込む
人脈から仕事につながることって多いです。方向性に悩んだ時も相談に乗ってもらえたり、孤独になりやすいフリーランスの助けになりますね。
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個人事業主・フリーランスの人脈の広げ方『実経験から4つ解説』
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悪いお金の使い方:消費的な内容
事業用のお金で使ってなくなるものを買うことです。
- 装飾品
- 重複品
- ゲームの課金
生活水準を上げるのもお勧めしません。使ったらお金を失うだけの行動はやめましょう。フリーランスは安定して収入があるとは限りません。
まとめ:フリーランスはできるだけ生活費を節約しましょう
月に20万くらいなら必死になって働いて獲得できます。でも月50万以上になると『仕組み化』なども必要。資産になるお金の稼ぎ方を数年間続けるなどの努力も必要です。
生活費を抑えれば稼ぎが少なくても精神的不安が減ります。
まだ住むところが決まっていないなら、真面目にシェアハウスや田舎の物件お勧めですよ。何となくでタワーマンションとか住んじゃったらドンドンお金なくなりますからね。
以上、「フリーランスが生活費を節約する5つの方法『軌道に乗るまでの耐え方』」という記事でした。
フリーランスになったら準備すべきことも一覧にしています。
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