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フリーランスノウハウ

【経験談】地方でフリーランスをするメリットとデメリット【移住前に確認】

地方でフリーランス

「地方に移住してフリーランスをするメリットとデメリットって何だろう。どこでも仕事ができるのはフリーランスの強みだと思うんだけど。実際に地方で個人事業をしている人から教えて欲しい。」

という疑問にお答えします。

 

パラレルキャリアのRyotaです。中流都市の岐阜でパラレルキャリアをしています。仕事内容は在宅のWEBライターやWEBマーケティング業など。

 

当記事の内容はこちら

  1. 地方でフリーランスをするメリット【生活費が安い】
  2. 地方でフリーランスをするデメリット【常勤が不可】
  3. フリーランスの仕事内容次第では地方に行くべきではない

 

実際に地方で個人事業をしてきた私なのでお伝えできることがあります。

結論から言うとスキルや仕事内容次第では地方フリーランスをおすすめしません。稼げなくなってフリーランスを維持できなくなるからです。そうなると普通の仕事が見つかりません…。

メリット・デメリット両方をお話します。地方に移住する前にどうぞご覧ください。

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1.地方でフリーランスをするメリット【生活費が安い】

日本の田舎の風景

日本の田舎の風景

以下の3つです。

  1. 生活費が安い
  2. 求められるスキルのレベルが低い
  3. 地域の企業や活動と密着しやすい

のんびり時間が過ぎていきます。都会の雰囲気がストレスな人ほど田舎フリーランスは適してますね。

他にも地方ならではのメリットがあります。それぞれ解説していきますね。

メリット① 生活費が安い

地方の生活費について

地方の生活費について

都内に比べてかなり安く過ごせます。

お金を使える場所そのものが少ないですね。都内だと定期的にトレンドなお店がオープンしますが地方にはありません。スタバすら少ないです。

結果的に節約になりますね。

家賃・外食費・保育園費が特に安い

  • 家賃が都内の半額ほど → 地価が安いため
  • 外食費が安い → これもお店の家賃が安いため
  • 保育園費が安い → 保育園に空きが多いため

※住む場所によっても変動があります。その点はチェックしてください。

生活費が安くなれば毎月ガッツリ稼げなくても食べていけます。精神的不安が減りますね。

 

【現実】月10万で生活するのは困難

ただし、日本である以上月10万円以上は必要です。プロパンガスが多いのでガス代がかかります。車がないと移動できないので軽自動車は必須。

月5万で生活したいなら海外に行くしかありません。

メリット② 求められるスキルのレベルが低い

地方で必要なスキルについて

地方で必要なスキルについて

あなたのスキルが低くても仕事が見つかります。誤解を恐れずお伝えすると『遅れている企業』が多いですね…。

フリー男性
遅れている企業?
ようやくホームページを開設したとか。そういうレベルの企業さんがたくさんあります。
Ryota

例えば大手の工場やメーカーは既にSNSの公式アカウントとブログを持ってます。クレームが届く前にSNSで情報が拡散。ぺヤングのように手遅れになるケースがあるためです。

体感で恐縮ですが、こういう意識のない企業が多いですね。

地方は遅れている企業が多い

  • 公式SNSを持っていない
  • ブログがない
  • 商品紹介用の動画や営業活動用の動画がない

上記のとおり。

ただし『意識の低い企業』と『やりたいけどお金のない企業』に分けられます。

不動産や住宅関係は時代の流れに敏感です。人気の出たSNSやサービスを使わないと家や土地が売れないからですね。

こういった企業にフリーランスのあなたが営業をします。人を雇ったり他社に依頼するより格安で作業できますよ、と。そしたら興味を持ちますよね。

上手にリアルビジネスに持ち込むにはあなたが企業のサービスを利用するのが1番です。詳しくは以下の記事が参考になります。

企業から直に仕事を獲得する方法
『体験談』フリーランスが企業から直接アフィリエイトを獲得する方法

続きを見る

フリーランスの営業方法について
フリーランスの営業方法を紹介『仕事を自分で作る4つの方法』

続きを見る

メリット③ 地域の企業や活動と密着しやすい

地域の企業との関係について

地域の企業との関係について

リアルでの営業活動がしやすいです。

お祭りや交流会に参加。運営者の方々とお話して仕事につながるケースが多いですね。

私の場合だとブログ関係やSNSの使い方、ライティングの仕事につながります。ライバルになる人が少ないのと、自分のことを知ってもらいやすいのが強みです。

イベントやお祭り(工務店主催のものなど)にも積極的に参加。話をしてみましょう。

「お仕事は何をされているんですか?」

上記は定番の会話です。普通にフリーランスでどういう仕事をしているのか伝えるだけ。名刺も渡せたら最高ですね。

範囲が狭いので話が拡散されやすい

地方だと驚くくらい世間が狭いです。

私のフォロワーさんが妻の友人だったり、取材先で挨拶したのが実は社長だったり。そういう世界で暮らすことになります。

仕事につながりそうなことは何でも行いましょう。

  • 勉強会
  • 小さなセミナー
  • 役立ちそうなブログ、メディアやシステムを発表する

これがあなたをブランド化します。

▼個人をブランド化する戦略はこちら▼

自分をブランド化する戦略
自分をブランド化する3つの戦略『これから活動するフリーランス必見』

続きを見る

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2.地方でフリーランスをするデメリット【常駐が不可】

仕事がたくさん見つかる都市部

仕事がたくさん見つかる都市部

デメリットは以下の4つです。

  1. 交通が不便
  2. 常駐案件や週1回出社案件が取れない
  3. フリーランスの認知度が低い
  4. 仕事がなくなった時に正社員に戻りにくい

仕事のあるうちは平気なんですけど、仕事がなくなると詰みます。都市部みたいに簡単に仕事を獲得するのが難しいですからね…。

地方であればあるほどシビアです。

デメリット① 交通が不便

地方は車がないと生活できない

地方は車がないと生活できない

どこに行くにも大変です。フリーランスの仕事上、不便なことが多いですね。

  • 東京でセミナー参加 → 新幹線の駅に出るまでが大変
  • ストックフォト用写真撮影 → 駅や街の風景撮影ができない
  • 企業との打ち合わせ → 泊まりになる可能性が高い

そして、もっとも大きな問題が『車』です。

車を持てば維持費がかかる

軽自動車ですら維持費が年間で40万円くらいかかります。(買い替えるとしての維持費も含む。)

フリーランスは生活費が安ければ安いほど安定します。収入の多い時期にたくさん貯金できる+収入が落ちても食べていけるからです。

生活費の安さがメリットの地方在住なのに車次第では生活苦になります。

カーシェアも利用しづらいですね。最寄のコンビニまで車で30分~1時間です。借りる時間が長くなってお金がかかります。

デメリット② 常駐案件や週1回出社案件が取れない

オフィスで作業中のフリーランス

オフィスで作業中のフリーランス

都市部のフリーランス向け求人が使えません。

フリー男性
都市部のフリーランス向け求人なんてあるんです?
常駐案件のことですね。他にも『週1回会議に出ること』みたいな案件があります。こういうのに限って時給や支払いが高かったりします。
Ryota

常駐案件とは契約先の企業の中で働く形ですね。3ヶ月に1回くらい更新します。会社員とほとんど変化ありませんが、『業務委託契約』のため就業規約とは関係なく働けます。

このあたりは企業との取り決めでも変わります。常駐案件の場合、企業側が『できるだけ会社に居て欲しい』と思ってます。毎日出社するケースもありますね。

就業規約と関係ない場合、自由な時間に出社して退社することが可能。仕事さえできていれば問題ありません。

フルリモートオンリーなので、リアルビジネス以外では在宅系に強い求人サイトクラウドソーシングで仕事を見つけるしかなくなります。

在宅のフリーランス案件
在宅のフリーランス案件が見つかる求人サイト+方法解説【リモート】

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デメリット③ フリーランスの認知度が低い

仕事の予定がゼロのフリーランス

仕事の予定がゼロのフリーランス

ニートやフリーター扱いされます。

企業はもちろん、家族や友人からも理解されないのが普通ですね。遊びでやってるんだろ?みたいに言われることもあります。

経験談なのですが、フリーランスがどういうものか認知されていないんですよね。だから自分たちより下に見て安心するというか…。そういうマウンティングされやすいです。

地方って見栄っ張りな人多いんですよ。車で人の価値を決めるみたいな。そういう心情があるため、フリーランスも扱いがひどいです。

フリーランスのサービス的にも弱いです。

コアーキングスペース等、サービスが少ない

  • コワーキングスペース → 1つか2つだけ
  • イベントスペース → 1つだけ
  • 図書館 → 古い本ばっかり

上記のとおり。

コワーキングスペース使い放題のサービスに加入しても、そもそもコワーキングスペースがありません。カフェも少ないですね。喫茶店ばかりです。

個人でWifiレンタルしないと外出先での作業は厳しいです。

デメリット④ 仕事がなくなった時に正社員に戻りにくい

エージェント登録前に準備した書類

エージェント登録前に準備した書類

フリーランスとして食べていけなくなったら正社員に戻る必要がありますよね。地方だとフリーランスが活躍できる現場が少ないです。

フリー男性
そうなんです?
そもそも求人数が少ないですからね。デザイナーやWebマーケティング系の企業そのものが少ないです。
Ryota

もっとも都市部と比べての話です。フリーペーパー制作など、フリーランスが実力を発揮しやすい仕事もいくつか見つかります。

地方在住前に調べておきましょう。

最後に、地方に行くべきかどうかの結論についてお話します。

3.フリーランスの仕事内容次第では地方に行くべきではない

地方に移り住む途中

地方に移り住む途中

地方に居住を移すのなら、完全リモートができるかどうかで判断しましょう。

例えばフリーランスのウェディングプランナーやナースだと地方は厳しそうですよね。仕事の数が少ないのはもちろん、需要がないと考えられるためです。

一方でWEBライターやIT関係は強いです。パソコン1台でどこからでも納品可だからです。

完全リモート可の仕事 → 地方フリーランスもあり

  • WEBライター
  • IT関係
  • デザイン関係
  • 秘書
  • 経理代行

上記は地方フリーランスもアリです。

私自身、ライティングスキルを活用した仕事をしています。中流都市の岐阜に住んでいますが、特に問題なく仕事ができています。

時おり東京や名古屋に出張します。どちらも日帰りが可能ですね。

リモートが難しい仕事 → 地方フリーランスは厳しい

  • ウェディングプランナー
  • ナース
  • 保育師
  • 美容師
  • モデル

上記は厳しいかなと感じます。

地方だと仕事が見つからないんですよね。そもそも人口が少ないので『口コミで人気の場所』に人が殺到します。

「フリーランス…?大丈夫なの?」

という意識も働いてあまり仕事が見つかりませんね。

まとめ:スキルと相談して地方フリーランスになるか決定しましょう

地方フリーランスはメリットだけでなくデメリットも多いです。海外ノマドに憧れる人は特に注意が必要。フリーランスは全て自己責任だからです。

キラキラした部分に目を向けるだけではなく、勝算を考えて行動しましょう。地方でも駅の近くや県庁所在地なら仕事が見つかりやすいです。

2拠点生活も視野に入れるとリスクヘッジになりますよ。

 

以上、「【経験談】地方でフリーランスをするメリットとデメリット【移住前に確認】」という記事でした。

 

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Ryota@パラレルキャリア

会社員・メディア運営・作曲家・Webライターのパラレルキャリア。人生に応じて働き方を変えて生計を立てる生活をしている。月20万PVのパラレルロード他多数のブログを運営。→ プロフィール

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