「フリーランスってやっぱり賃貸契約に不利なのかな。審査に落ちるって聞くし…。もし住む場所が見つからなかったらどうすればいいんだろう。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を見ればフリーランスの賃貸契約の難しさと、審査に落ちた時の対処法が分かります。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒から会社員をしつつ個人事業主の働き方をしてきました。
賃貸契約時にも「個人の仕事の書類も必要ですか?」と聞いていたので、個人の賃貸契約の難しさを知っています。
当記事の内容はこちら
- フリーランスの賃貸契約について『必要書類と審査』
- 自宅を仕事場にすると賃貸契約の難易度が上がる
- 賃貸の審査に落ちたフリーランスのあなたへ
前年度の所得がないと審査がとおりにくいです。安定しているかどうかも判断基準の1つ。
もし賃貸の住所を開業届に記載する場合は事前に連絡が必要です。不動産会社によっては不可能な場合もあります。
住む場所がどうしても見つからないあなたにはシェアハウス。フリーランスの住まいとして全てが揃っています。
こんなことをさらに掘り下げて解説していきますね。
1.フリーランスの賃貸契約について『必要書類と審査』
フリーランスの賃貸契約は『去年の所得の証明』が必要です。
審査に関しては『支払い能力の有無』が判断されます。支払いを滞納したことがあれば断られる可能性が高いですね。
具体的な必要書類・審査について解説していきますね。
※フリーランスの信用については以下の記事でも解説しています。住宅ローン審査なんかも厳しいですよ。
必要書類とは
以下の3つのうちどれかが求められます。
- 所得税の納税証明書
- 去年の確定申告の控え
- 住民課税証明書
どれも去年の収入が分かるものですね。所得税・住民税の金額でも収入が分かりますから。
私がアパートを借りる時に不動産会社の人と雑談をしました。
やっぱりフリーランスだと『今後も家賃を支払えるのか分からない』から難しいとのこと。貯金があっても貯金は他でなくなる可能性があるから、断ることがあると仰っていました。
賃貸契約の審査とは
これは会社員と大差がありません。支払いの滞納があったかどうかです。
国民健康保険やクレジットカード支払いの滞納があるとNGですね。特に国民健康保険がチェックされます。フリーランスってそもそもクレジットカードの審査がダメだったりしますから。
1度入居させると退去させづらい
賃貸って1度入居させると『家賃滞納したな。出てけ!』ってできないんですよ。
建物の賃貸人による第二十六条第一項の通知又は建物の賃貸借の解約の申入れは、建物の賃貸人及び賃借人(転借人を含む。以下この条において同じ。)が建物の使用を必要とする事情のほか、建物の賃貸借に関する従前の経過、建物の利用状況及び建物の現況並びに建物の賃貸人が建物の明渡しの条件として又は建物の明渡しと引換えに建物の賃借人に対して財産上の給付をする旨の申出をした場合におけるその申出を考慮して、正当の事由があると認められる場合でなければ、することができない。
引用 借地借家法第二十八条
ちゃんとした理由が必要です。1ヶ月・2ヶ月家賃を滞納したくらいでは指示できないんですよね。
仕事が見つからないフリーランスって無職と一緒じゃないですか。まだフリーターの方が安定して家賃を支払えます。
あくまで『不動産会社の立場』から自分を判断しましょう。
賃貸契約を有利にする方法について
例えば髪の毛も切っていない、仕事についてのスキルもないフリーランスに部屋を貸したいって思いませんよね。
営業で仕事を獲得するのと一緒です。自分を『部屋を貸しても大丈夫な人物』だとアピールしましょう。
- キレイ目の服装にする
- ポートフォリオを作る
- どういう企業と取引があるのかまとめる
- 預金残高を見せる
- 仕事がなくなった場合にどうするのかも具体案を提示する
クレジットカードなど審査の必要なものを持っているのもアピールポイントになります。
ポートフォリオについては『ブログ』『RESUME』で作りましょう。以下の記事が参考になります。
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お金のないフリーランスが外注費用を減らせる8つのツール『便利』
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Webライターのポートフォリオに適したワードプレステーマ5選
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2.自宅を仕事場にすると賃貸契約の難易度が上がる
まだ開業届を提出していないのならどの住所を記載するか問題になります。
開業届に記載するのは『仕事場』の住所。提出は問題なく行えますが、不動産会社には嫌がられます。
仕事内容にもよりますので1度不動産会社に連絡をしてみましょう。
私はアパート暮らしの時に『Webマーケティング』で開業届を提出しました。アパートの名前でちゃんと通りましたし、不動産会社にも問題ありませんでした。ご参考まで。
開業届に書くならバーチャルオフィスを利用する
もし開業届に賃貸の名前を書くのが不安ならバーチャルオフィスを利用します。
安いと月額1,000円くらいで自由に使える住所がレンタルできます。宅配物もバーチャルオフィス住所を記載すればあなたの住所に転送してくれます。
バーチャルオフィスについては以下の記事で解説しています。
-
フリーランスになったら準備したい12のこと『独立失敗を防ぐ施策』
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3.賃貸の審査に落ちたフリーランスのあなたへ
シェアハウスを使いましょう。
- 家賃が格安
- 審査がとおりやすい、そもそも審査がない
- 敷金・礼金も必要ないことがある
- 必要な家具・電化製品が揃っている
この手軽さからフリーランス歴の浅い人・独立までに準備をしなかった人がシェアハウスを利用しています。
シェアハウスはフリーランス向け物件がある
シェアハウスは『中に住む人が同じ職業』な物件があります。
- ITエンジニア
- フリーランス
- スポーツインストラクター
などですね。それぞれの物件で職業に適した『備品』が設置してあります。フリーランス向けならコワーキングスペース的なリビングがありますよ。
フリーランスの集まるシェアハウスに住めば相談もしやすいです。どうやって仕事を獲得しているのか、不安になったらどうするのか。コンサル的に相談できるって嬉しいですよね。
フリーランス向けのシェアハウスを探す方法について
ネットで調べるだけでも出てきます。『フリーランス シェアハウス』で検索すればいくつかヒットしますね。
それより確実なのはSNSで検索すること・『オークハウス』で探すことですね。
※オークハウスはシェアハウスの検索サイト。SUUMOのシェアハウス版みたいなものです。これで見つからなかったら諦めましょう。
フリーランスのシェアハウスについては以下の記事が参考になります。
-
フリーランスがシェアハウスに住むメリット3つとおすすめの探し方
続きを見る
まとめ:フリーランスの賃貸契約は難しいものの不可能ではありません
フリーランス1年目で年収300万円くらい行けば賃貸問題も解決なんですけどね。実際には年収100万以下も珍しくありません。
フリーランス+アルバイトならやっぱり『フリーター扱い』。賃貸を落とされる可能性が高いです。
まずはシェアハウスに住んで年収を上げることを考えましょう。家賃も安い・電化製品も揃っている。フリーランスのための物件みたいなものですからね。
以上、『フリーランスの賃貸契約について『審査に落ちた場合の対処法も紹介』』という記事でした。
フリーランスの節約に関する内容もまとめています。
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