「ライティングのリサーチってどうやればいいんだろう。Webライターの仕事でリサーチ前提のものがあるんだけど…。初心者向けに1から解説して欲しい。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。当記事を書いている現在でブログ運営8年目。Webライターの仕事でも月5~10万円ほど稼いでいます。
当記事の内容はこちら
- ライティングのリサーチ手順を解説『Webライター初心者向け』
- クライアントが喜ぶ品質の記事が書けるリサーチ方法について
実際にリサーチしつつ記事を書いている私なのでお伝えできることがあります。
記事前半は初心者向け。記事後半では他のWebライターと差を付ける『一歩進んだテクニック』までお話します。当記事を教科書的にお使い頂ければと思います。
どうぞご覧ください。
1.ライティングのリサーチ手順を解説『Webライター初心者向け』
以下の5つが手順です。
- Googleで検索して競合を調べる
- 競合サイトを確認、見出しや内容をチェックする
- 最新の情報を探す
- 関連キーワードでも①~③のことをする
- 一次情報の質を見る
自分の頭の中だけで考えると失敗します。キーワードに対してGoogleが『どう扱っているのか』からチェックすることが大切。
扱う情報を理解して、上位記事の内容をチェックした後に『主観』や『一次情報』を加えます。
以下、『効果音 録音方法』というキーワードで解説します。
step
1Googleで検索して競合を調べる
指定のキーワード・狙ったキーワードをGoogleで検索します。
効果音の録音方法を検索した場合『録音方法』『機材の紹介』の内容が並んでいることが分かります。Googleは『効果音 録音方法』というキーワードで機材紹介の需要があると判断しています。
『高山 ラーメン』で検索すると高山のラーメン屋が出てくるイメージありますよね。
実際は高山のラーメン屋以外にも『高山ラーメンを販売している他県のラーメン屋・ラーメン博物館』なんかも出てきます。
だからキーワードを実際に検索して需要を判断するって大事です。
step
2競合サイトを確認、見出しや内容をチェックする
検索順位上位の記事がどのような見出し・内容を書いているのかチェックします。
上記は私が書いた『効果音の録音方法』の記事の見出しです。録音方法だけでなく、機材まで見出しにして解説していますね。
Step1でお話した『録音機材の需要』を盛り込んでいます。その結果、検索順位1ページに入ることができました。
検索順位上位の記事は『有名な効果音素材配布サイト』でした。機材も全て解説しておりかなりのクオリティ。「これと勝負するにはオリジナル写真や図解も必要かな。」という状況でしたね。
step
3最新の情報を探す
録音方法の場合、最新の機材や『音加工ソフト』が出回っている可能性がありますよね。
録音時に人気なのがTASCAMのリニアPCMレコーダー。実際にTASCAMの製品ページを見て最新を見てみます。
こちらTASCAM
手軽に持ち運べるのにプロの音質で録音できるものがありました。こんな感じで最新情報をチェック。記事の中に取り入れていきます。
地域の記事とか要注意ですね。紹介したお店が潰れてるとか、メニューが変わっていることが良くあります。そういう記事ってリサーチ不足じゃないですか。ユーザーも離れていきますよ。
step
4関連キーワードでも①~③のことをする
Google検索の下の方に『検索キーワード』があります。これ、類似のキーワードです。
効果音録音方法の場合『効果音作り方』とか『録音アプリ』の情報も求められているって分かりますね。これも検索順位上位の記事をチェック。最新情報や見出しを確認しましょう。
『効果音 録音方法』の場合、スマホで録音する人もいることがわかります。これもリサーチしないと見えてこない情報ですね。
step
5一次情報の質を見る
Google上に出回っている情報をまとめただけだと記事は評価されにくいです。Googleはいつも新鮮で新しい情報を求めています。
- 体験談
- オリジナル写真
- 主観
- 独自のテンプレート
上記のように、ライバルの一次情報の質をチェック。ライバル以上の一次情報を掲載しましょう。
以上が基本のライティングリサーチ手順。以下、注意点です。
各見出しのキーワード・知らない単語についても調べる
専門用語は調べましょう。特に見出しに入っているキーワードは『重要語句』です。理解できずに本文を書くと失敗します。
Webライター・個人ブログどちらにも言えることです。
ファッションに興味がないのに『ペールトーン』って分からないですよね。この状態で『ペールトーンを着るとカジュアル感が弱まる』という見出しの本文はかけません。
※ペールトーンとは薄い・淡い色のこと。ダークトーンの逆ですね。ダークトーンは黒に近づきますけど、ペールトーンはシロに近づきます。
専門用語をリサーチするのも『ライティングのリサーチ』の1つです。
知ったかぶりで単語を使ってはいけない
ペールトーンのことを知らずに『カジュアル感が弱まる』ことを書こうとします。
カジュアルな服を着ると少年っぽくなっちゃいますよね。特に夏場の半ズボン。オシャレに着こなすのは難しい…。そこでペールトーンの登場です。
ペールトーンの半ズボンをはけばカジュアル感が弱まります。
上記のとおり、ペラッペラな本文になります。
ペールトーンのことを知っていれば具体的な内容が書けますよね。
ビビットカラーのような原色の服を着るとカジュアルになります。子どもの服をイメージしたら分かりやすいですよね。逆にブラック・ホワイト・ネイビーのようなビジネスカラーを取り入れると大人っぽい印象になります。
ペールトーンとはダークトーンの逆で白に近い淡い色のこと。白に近いのでビジネス感が出ます。半ズボンのようなカジュアル感の強いファッションも、ペールトーンのカラーを買えば大人の着こなしが楽しめますね。
メインキーワードのみに目を向けるとリサーチは失敗しやすい
ユーザーは疑問の解決をするため検索してます。
効果音の録音方法を検索したのなら『その記事で効果音を録音する全て』が知りたいはず。レコーダーの使い方はもちろん、便利な道具の理由も解説。録音後の『ノイズ除去』や、効果音を作る方法まで分かったら大満足ですよね。
あなたが狙うのもここです。
メインキーワードだけじゃなくて、メインキーワードを伝えるために必要な情報もリサーチしましょう。
ここまで読み終えたあなたに『Webライターの勉強方法』もご紹介しておきますね。あわせて読むとレベルアップできます。
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Webライターの勉強方法を徹底解説『文字単価3円を達成するために』
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記事構成の作り方を解説『Webライター案件の一歩先を進むスキル』
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次に、中級者向けのリサーチ方法をお話します。ユーザーのリアルな悩みを知ることで、より具体的な記事を書くことができます。
2.クライアントが喜ぶ品質の記事が書けるリサーチ方法について
以下の3つです。
- SNSで検索する
- 友人・知人の情報を集める
- 書籍で情報を集める
Google以外の場所でリサーチします。Google上の情報を見ていると、その情報を元にライティングしちゃいますからね。
Google上に情報が出る『理由』を知ることで、まだ出回っていない悩みを記事にできます。
方法① SNSで検索する
Googleとは違った切り口の意見が分かります。特に若年層のキーワードでおすすめ。
ツイッター ← 愚痴や共感、悩みのツイートを見つけられる。
インスタグラム ← ハッシュタグからGoogleの検索ボリュームと違った検索結果が分かる。
上記のとおり。
ツイッターってこそっと本音を呟く人多いです。承認欲求を満たすために使う人が多いですからね。上司の愚痴とか『リアルな愚痴』が分かるので記事にしやすいです。
インスタグラムは独自のハッシュタグ文化が魅力。Googleの検索には出ないのに、インスタ上だと人気のハッシュタグありますからね。そういうの狙い目です。
方法② 友人・知人の情報を集める
友人・知人はそのままペルソナになります。
上司の愚痴なら『○○さんがこんな感じなんだよ…。』みたいに、個人名までだしてリアルに話してくれるでしょう。その相談に乗る形で記事を書きます。
- 仕事の悩み
- 保険選びに悩んでいる
- キャリアアップをどうすべきか見当も付かない…
などなど。
私の妻は出産後の抜け毛を気にしてました。お風呂場で抜けちゃうの大丈夫かな…、みたいな感じ。このリアルな発言って参考になりますよね。
アンケート調査も有効
ツイッターやクラウドソーシング各社でアンケート調査するのもありです。アンケートは信頼できる情報の1つ。他のWebライターが引用して被リンク獲得になるケースも考えられます。
方法③ 書籍で情報を集める
本はGoogleの検索結果以上の情報を得られます。
おすすめは雑誌。30代の男性雑誌なら間違いなく『腕時計』とか『体臭』の内容が書かれてます。需要を知るのに便利ですよね。
図書館で調べるのがコスパ的にラク
お金がないなら図書館を使いましょう。最新の書籍だけじゃなくて雑誌も閲覧できます。
- キーワードに該当する雑誌を探す
- 情報及び広告主をチェック
- 今書いている記事の参考にならないか考える
上記のとおり。
男性ファッションのコーディネートとか分かりやすいですよね。半ズボンコーデの時にすね毛を脱毛しているかチェック。脱毛してたら『男性誌のモデルさんも半ズボンの時はすね毛を脱毛してます!』って書けます。
インスタでもWEBライティングについて解説しています。あわせてご覧ください。
まとめ:リサーチができればライティング技術が向上します
リサーチできずに記事を書くとペラッペラな内容になります。もちろん、あなたの得意ジャンルだったら良いんでしょうけど、それでも最新の情報を調べないといけません。
ライティング力だけじゃなくてリサーチ力もつけましょう。
クライアントもユーザーも満足する記事を書ければあなたの評価も上がります。当記事を教科書的にお使いください。
以上、「ライティングのリサーチ手順を解説『Webライター初心者向け』」という記事でした。
Webライターに必要な情報は以下に全てまとめてあります。
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