「フリーランス用名刺を作ってるんだけど、肩書きってどうしたらいいんだろう。単純に『ライター』とかでいいのかな。『アフィリエイター』なんて通じなさそうだし…。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばフリーランスが肩書きを決めるポイントが分かります。
パラレルキャリアのRyotaです。メディア運営にWebライター、作曲など色んな仕事をしているため個人用名刺の肩書きにとにかく悩みました。
現在は『屋号+フリーライター』にしています。
当記事の内容はこちら
- フリーランスの肩書きの決め方『4つのポイント』
- 何も肩書きになる武器がないフリーランスのあなたへ
肩書きは仕事獲得にもつながる大事なもの。屋号や資格を使えば信用されます。何も肩書きになるものがないなら『SNSのURL:個人ブログの紹介メインのデザイン』にするのもありですよ。
それぞれ詳しく解説しますので、当記事を見て肩書きを決定しましょう。
1.フリーランスの肩書きの決め方『4つのポイント』
以下の4つから考えます。
- 屋号
- 資格
- スキル
- オリジナルの内容
カメラマンを例にしましょう。
- Ryota-camera | 屋号
- 写真技能士2級 | 資格
- フリーカメラマン | スキル
- カメラ職人 | オリジナルの内容
後はあなたの仕事が増えるであろう肩書きを決定します。
決め方① 屋号
開業届に記載した屋号を肩書きにします。
屋号はあなたの『お店の名前』みたいなものですよね。法人なら会社名です。仕事と直接関係がない名前だったとしても個人名より信用されやすいですよね。
ペンネームを屋号にしている人の場合、本名ではなくペンネームを名刺に書くことがあります。その場合は屋号を肩書きにできませんので別の肩書きをつけることになります。
こちら、私の名刺デザインと肩書きです。ご参考までにどうぞ。
名刺裏面に名前と『Blue Rat Web代表:フリーライター』の記載をしています。
決め方② 資格
資格は何の専門家なのか伝わりやすいです。スキルの高さもアピールできるので使いやすい肩書きの1つですね。
- 生活・お金系 | ファイナンシャルプランナー
- IT系 | ITコーディネーター・C言語プログラミング能力認定試験
- 英語系 | TOEIC(R) Listening & Reading Test
- ウェディング系 | ブライダルプランナー検定
職業を肩書きにすることもあります。弁護士・税理士が分かりやすいですね。
資格の種類については『日本の資格検定』で見つけましょう。
決め方③ スキル
資格のない仕事・資格があっても資格名で伝わらない仕事で使いやすいです。
- フリーライター・Webライター
- Webマーケティング(ブログ・メディア運営)
- ハンドメイド品製作・工芸
アーティスト的な仕事(陶芸家・作曲家)でも肩書きにできるのが魅力。ブログ・アフィリエイトがメインの収入源の人も『ブログ・メディア運営』にすると仕事っぽくなります。
決め方④ オリジナルの内容
フリーランスならではの発想力で肩書きを決めます。
- パフォーマー
- インスタグラマー
- 何でも屋
- 笑顔を作るプロ
「何ができるの?」と思わせたら勝ちですね。後は会話で自分のことを伝えます。スキルや屋号がなくてもあなたに魅力さえあれば仕事が獲得できます。
インスタグラマーも『仕事ではないけど注目度のある肩書き』ですよね。誇大広告はいけませんが、あなたなりに根拠のある内容で肩書きを決めれば良いです。
2.何も肩書きになる武器がないフリーランスのあなたへ
無理に肩書きをつける必要はありません。
肩書きはあなたの能力を『分かりやすく表現したもの』です。資格もそうですよね。資格があっても仕事ができなければダメです。大事なのは『何ができるか』。
だから、ポートフォリオやSNSにアクセスしやすい名刺のデザインを取り入れましょう。
肩書きがメインにならない名刺デザインを使う
上記画像は私が試しにCanvaで作成した名刺のデザインです。(テンプレートを活用しました。)
- 肩書きなし
- インスタグラムのアイコン+アドレスメイン
- Blogのアドレスもあり
とりあえずインスタかブログを見てもらえますよね。そこに仕事につながりそうな情報を盛り込みます。
上手に撮影した写真でも良いですし、あなたが挑戦していることでも良いでしょう。大事なのはあなたを覚えてもらうことです。
名刺はWEB上でオシャレなデザインが用意されている製造元があります。以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
-
フリーランスの名刺作りを解説『仕事が増える内容が1から分かる!』
続きを見る
顔・性格を覚えてもらう
名刺に顔写真を掲載しましょう。そしたらあなたの顔を覚えてもらいます。インスタやブログがポジティブな内容ばかりなら性格を感じてもらえますよね。
仕事を発注する人って『スキル以上に性格を重視』します。
スキルが低くてもコミュニケーションに気を使わなくて良い人って使いやすいですよね。頑張ってくれているなら、クライアントの方が親身になってくれます。
自信を持って人に伝えられるスキルがあるなら肩書きにすればOK。そうじゃなければあなたを売り込める名刺デザインにしましょう。
連絡先のみの表記にする
無駄な内容を書かなければ連絡先(URL)を見るしかありません。
逆に言えば『フリーライター』って肩書きを書けば、それ以外の能力って見向きされなくなっちゃうんですよ。色んな能力があるのならあえて肩書きを書かないのもアリです。
まとめ:肩書きは仕事につながるように考えましょう
肩書きはあなたの能力を簡単に表現したものです。
- 屋号
- 資格
- スキル
- オリジナルの内容
上記を利用して決定しましょう。
もし肩書きにできるようなものがないのなら『顔と性格』を売り込みます。インスタなどSNSアカウントを押し出したデザインにするのもあり。
あえて肩書きを入れない戦略も考えてみましょう。
以上、『フリーランスの肩書きの決め方『名刺・セミナー紹介・職業紹介に便利』』という記事でした。
フリーランスになったら準備すべきことも一覧にしています。
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