「ランサーズって本名で登録した方がいいのかな?何かリスクもありそうなんだけど…。ほら、ネット上に本名とか顔写真さらすって不安じゃないですか。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。ランサーズを窓口にしてWebライターの仕事を引き受けています。私は『苗字なし』で登録しています。
当記事の内容はこちら
- ランサーズを本名で登録するメリット
- ランサーズを本名で登録するデメリット
- 匿名でランサーズに登録するのは可能?経験談から解説
実際にランサーズを使っている私なのでお伝えできることがあります。結論として認定ランサーの多くは『本名・顔出し登録』をしています。
とはいえ、デメリットが多いのも事実。クラウドソーシングで真剣に稼ぎたいかどうかで判断しましょう。それぞれ詳しく解説しますね。
1.ランサーズを本名で登録するメリット
以下の2つです。
- クライアント側の検索結果で有利になる
- クライアントが安心する
ランサーズであなたをチェックするのはクライアントです。
あなたのプロフィールって『履歴書』なんですよね。履歴書に『おぼっちゃまくん』みたいなペンネームが書かれていたらどう思うか…ということです。
メリット① クライアント側の検索結果で有利になる
本名と顔写真があると検索順位上位にあなたが出るようになります。
ランサー様の表示順位基準の一つにプロフィール顔写真判定と氏名の公開設定を順次組み込み予定です。設定いただけると他のプロフィール充実度や実績との兼ね合いはありますが検索で上位に表示されやすくなります。
引用 Lancers
多くのクライアントさんが認定ランサーでソートします。でも認定ランサーは価格が高い+『必ず信頼できるものじゃない』ので、シルバーランクでソートすることもあります。
そういう時に上位に出ると視認率が上がりますよね。仕事につながりやすいです。
メリット② クライアントが安心する
クライアントが顔を公開して本名を出しているランサーを『信頼』します。
- やる気がある
- 誰が何をするのかが分かる
- 顔で人物を判断できる
上記のとおり。
履歴書の顔写真を想像してください。ビシっとスーツでにこやかにしている人なら安心ですよね。逆にチェックシャツでムスっとした顔を採用しようと思いません。
本名登録している人の方が本気でクラウドソーシングに取り組んでいる感もありますよね。そういう『人の心情的な部分』でメリットがあります。
価値:提案がとおりやすい・依頼が多くなる
ランサーズで顔写真と本名登録をする価値は以下のとおり。
- プロジェクト提案がとおりやすくなる
- スカウト依頼が多くなる
稼ぎやすくなりますよね。
でも、本名公開って不安じゃないですか。その不安は本物です。デメリットもありますからね。
2.ランサーズを本名で登録するデメリット
以下の3つです。
- あなたの個人情報がネットに出る
- 悪いブランディングになる可能性
- ペンネーム運営のブログをポートフォリオ化できない
個人情報がネットに出るのは想像できますよね。それ以外にも『SNS』や『ブログ』との連携で問題があります。安易に本名登録はおすすめしません。
デメリット① あなたの個人情報がネットに出る
あなたのことがネット上の情報になります。
例えばクラウドソーシングと関係ない仕事でクライアントがあなたを検索したとします。
「プログラミングに自信あります!」
なのに、実はプログラミング初心者で勉強中ならどうでしょう。自己管理できてないと仕事がなくなる危険ありますよね…。
顔出し本名なら、ポジティブな内容が検索されることを意識しましょう。クライアントってあなたのことをちゃんと検索します。
ネガティブな情報が出てきたら『よし、契約やめよう。』って思われます。クライアントは損をしたくないからです。
デメリット② 悪いブランディングになる可能性
納期を忘れるなど、ビジネスマナー違反をしたらあなたのブランド力が落ちます。
クライアントさんって横のつながりを持っています。
- 同業者に拡散する
- 自分は二度と依頼しない
- 他のクライアントが失敗しないよう情報を提供
- ランサーズの評価も落とす
上記のとおり。
しかも、本名+顔写真での失敗なので訂正ができませんよね。アカウントを作り直したとしても本名と顔写真公開は不可能です。(キャプチャされる可能性もありますからね。)
デメリット③ ペンネーム運営のブログをポートフォリオ化できない
ポートフォリオ用ブログがペンネーム・ハンドルネームだとします。ランサーズ経由でどこの誰が運営しているか分かっちゃいますよね。
もし、ペンネームの何かと関連付けしたいのなら『全て本名に切り替え』が必要です。そうじゃないとランサーズでクライアントが不安を感じるため。ポートフォリオのブログが別の運営者かもしれませんからね…。
公開するもの・公開しないものの組み分けが必要です。ここを最初に設定しておかないと線引きができなくなります。
3.匿名でランサーズに登録するのは可能?経験談から解説
匿名でも問題ありません。認定ランサーでも匿名の人がいますね。
結論:匿名も可能です
例えば『サラリーマン+副業』でクラウドソーシングを利用する場合、本名だと会社にバレる不安がありますよね。
なので、匿名の利用者って多いです。匿名だから仕事を獲得できないわけじゃありません。
- ネットに本名が出るのは不安…。
- ちょっと匿名で様子をみたい。
- ペンネームでブランディングしたい
上記なら匿名でいいでしょう。ただし、あまりに『不快』な匿名はおすすめしません。
本名に近いネーミングならクライアントに不安を与えない
名前が『○○リョウタ』なら『Ryota』にします。特徴を付けたいなら『Ryota@パラレルワーカー』のように、何かブランディングできるものにします。
- Webランサー帝王
- タイピングマン
- おバカちゃん@主婦
上記のような『ウケ狙い』のペンネームは避けます。こういう人に仕事をお願いしたいって思いませんよね。
クラウドソーシングはビジネスです。あなたの価値観ではなく、クライアントの価値観で決定しましょう。
ランサーズのプロフィール登録については以下の記事が参考になります。
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まとめ:ランサーズで稼ぎたいなら本名登録しましょう
フリーランスならクラウドソーシングも『重要な収入源の1つ』ですよね。本名で登録しないにしても、失礼のない名前にするべきです。
あなたがプロフィールに『納期厳守します』みたいに書いちゃうのなら匿名をおすすめします。まだビジネスについての意識が弱いためです。
以上、「ランサーズを本名で登録するメリットとデメリット『匿名も解説』」という記事でした。
人気のクラウドソーシングサービスは以下にまとめています。
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