「フリーランスが物販で稼ぐ方法って何があるんだろう。ネットショップを使って商品を売ったりしてみたいけど、やっぱり難しいのかな…。商品が売れ続けたら収益の柱になりそうなイメージがあるけど。」
という疑問にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。高校時代に工芸を学んでおり、minneでハンドメイド品を販売した経験があります。
当記事の内容はこちら
- フリーランスがネットショップ『ECサイト』で稼ぐ方法
- ショップ開設より"何を売るか"が重要
- ネットショップの売上を高めるための施策『販促について』
実はモノを売るってメチャクチャ簡単な時代です。ボタン1つでショップ作れちゃいますからね。問題なのは売れる人を集めること。
1つ売れれば規模を拡大していくだけです。最初の1つを売る方法を具体的にお話します。どうぞご覧ください。
1.フリーランスがネットショップ『ECサイト』で稼ぐ方法
手順的には以下の2つです。
- BASEでネットショップを開設する
- ネットショップをユーザーに知ってもらう
もちろん個人でネットショップを立ち上げることも可能なんですけど、ちょっと敷居が高すぎですよね。
まずはネットショップを構えて商品を売る。商品を買ってもらうことを体感しましょう。
① BASEでネットショップを開設する
BASEは簡単にネットショップが作成できるサービスです。
メアド・パスワード・ショップのURLの3つを決めれば終了。詳しくは以下の動画をご覧ください。
ショップ開設までは無料。細かくデザインを設定したりすると有料になってきます。インスタとも連動していて、販売した商品をインスタ経由で売ることが可能。
minneのようにハンドメイド品に限らず『何でも』売れます。
- 物販
- スキル
- サービス
上記のとおり。スキルマーケット的な使い方もできます。
先に少しお話しておくと『あなた自身を売ること』ができる強み。…別にイヤらしい話じゃないですよ。
あなたにファン層ができてしまえば、服だろうが小物だろうがサービスだろうが何でも売れるんです。だからネットショップはBASEから始めるのが良いですよ。
② ネットショップをユーザーに知ってもらう
BASEでネットショップができても今は人に知られていませんよね。
BASE側でも売る努力はしてもらえますが、BASEで開かれているネットショップって70万以上です。この中からあなたのお店を選んでもらえるのって難しいですよね…。
だから、あなたのお店に人を集める施策が重要です。
大事なことなので記事後半でまとめてお話します。先に触れちゃうと『SNS連携』『ブログ開設』を先に済ませるべき。
2.ショップ開設より"何を売るか"が重要
ネットショップを開いても売るものがなければダメですよね。
ネットショップの場合、集客と同じくらい重要なのが"何を売るか"。売るものによって集客のレベルも変わってきます。利益率も違うので負債を抱える危険もありますね。
最低限、以下の2つは考えるべきです。
- 在庫にならないものを売る
- 利益率の高いものを売る
① 在庫にならないものを売る
- スキル
- 小物(小さなもの)
- データ
上記のものから始めましょう。
在庫になるものは揃えるのに場所とお金がかかります。小物なら倉庫を借りる必要はありませんので、小さなアパートでも何とかなりますね。
イチオシなのはスキルとデータ販売です。
スキル・データ販売なら売れなかったとしても困ることがありません。
デザイナーならロゴやイラストを販売。使われやすいものは商品として陳列すればOKですね。
コントラードのようにデザインしたものをオンライン上で販売できるプラットフォームも存在します。他のプラットフォームとの違いは手数料。
個人のショップなら手数料は必要ありません。(BASEなら販売額の3%。決済方法によっては増額します。)
ココナラで販売すると最大で25%の手数料が取られます。高すぎ!
② 利益率の高いものを売る
1人の作業時間には限界があります。
ハンドメイド品を販売するとして、1つのピアスを作るのに30分ほどかかります。(売れるデザインを特定して効率化するまでが大変ですね。)
出品・梱包・発送まで含めれば1時間。でも原価500円のものを2,000円で販売したとして1,500円の利益にしかなりません。
1日8時間働くとして、1日1万2千円の収入。1ヶ月22日働くなら26万4千円にしかなりません。フリーランスとしては厳しい収入です。
もし原価500円で5,000円販売ができれば1ヶ月79万2千円の収入。全然違いますよね…!
- どうやって原価を抑えるか
- どうやってブランディングして高く売るか
- 高く売ってもユーザーに満足度を得る方法は何か
上記3つを考えましょう。
個人で薄利多売は難しいです
薄利多売は時間がかかります。個人ですべきことではありません。
日本では販売されていない海外の小物を輸入、販売。というセレクトショップにするなど、付加価値を付ける戦略が必要です。日本の市場に出回っていないものを売りましょう。
3.ネットショップの売上を高めるための施策『販促について』
以下の3つです。
- 先にSNSアカウントを育てておく
- 集客用のブログを開設する
- 有料広告を打つ
なお、有料広告を打つのは最終手段です。
SNSアカウントの活用と集客用ブログの開設がメインの施策になります。個人でも時間をかければ育てやすいので、フリーランスとの相性が良いですね。
施策① 先にSNSアカウントを育てておく
インスタとツイッター両方のSNSアカウントを作りましょう。
- 個人のアカウント
- 拡散用のアカウント
- ネットショップ用のアカウント
上記3つを立ち上げておきます。
個人のアカウントではECサイト関係で結果を出している先輩たちをフォローしましょう。ブランディングも真似した方が良いです。
できるだけ『あなたを知ってもらうこと』を意識します。ネットショップを開設して販売するまでの過程や考えを発信することでファン層が付いてきます。
拡散用アカウントはターゲット層のフォロワーを増やせる属性にします。
- ハンドメイド品 ← こだわりの強い女子・古着が好きな人も可
- デザイン・ロゴ ← ブロガー、アフィリエイター
上記のとおりです。
BASEならインスタグラムが良いです
BASEはインスタと連動して服飾品が販売できます。ファッション関係の物販をしたいならBASEがオススメです。
インスタの集客に関しては『古着女子』が参考になります。
フォロワーを増やすってやってみると難しいです。リフォローを狙うとか、色々と方法はありますけどアクティブユーザーであなたに興味を持った人を増やすのは大変。
ツイッターであれば『良い情報を発信する』『同属性の人が求めているものを考える』の2つが重要だと思っています。
私自身、様々なブログネタを呟いてツイッターのフォロワーおよそ6千名を達成しました。爆発的に伸びたのは『パラレルキャリアの中でブログ月収100万』を到達したとき。月収100万って分かりやすい数字ですし、他の人も収益が伸びた時の話って盛り上がってたんですよね。
施策② 集客用のブログを開設する
個人でブログを開設。オウンドメディア的に使います。
(オウンドメディアとは企業がパンフレットや販売促進用に作成したブログ・メディアのこと。)
例 オシャレの教科書
ハンドメイド品の例
- ハンドメイド品の作り方を解説する
- コーディネートを発表(インスタも使う)
- 実際に販売しているネットショップへ誘導
上記のイメージです。
ほとんどの検索結果に大企業が参入している今、個人ブログの使い方は難しくなりました。しかし、ブログで収益を狙うわけじゃないので『人が集まるキーワード』を書き続けることで検索流入が確保できます。
なお、ブログの立ち上げ方・実践については私の働き方ブログ『Parallel Road』で解説しています。以下の2記事をご覧ください。
施策③ 有料広告を打つ
SNS・PPC広告など、お金をかければユーザーをネットショップに誘導することができます。
インスタやツイッターでプロモーション広告ありますよね。アレです。
グーグルの検索結果の上や下・横に『広告』って書かれたのありますよね。アレです。
広告には色んな種類があります。ネット上に限らず、地元のフリーペーパー掲載・チラシのポスティングで知ってもらうことも可能。
どれを利用するにせよお金がかかります。
1人の顧客の心をつかむネットショップを目指しましょう
ネットショップの4割ほどが『商品画像をコピペしただけの粗悪なショップ』です。あなたのショップもその仲間入りをしては全く稼げません。
当記事で何度もお話している通り『個人を出す』のが今後のネットショップの道だと考えています。
- あの人の商品なら安心
- あの人のショップはオシャレなものが手に入る
- あの人に記事を書いてもらったら品質が良い
ファッションバイヤーのMBさんなんて参考になります。
カレが『ユニクロのこの製品は良い!』と言えば、その製品は売り切れになります。あなたが目指すべきはここ。
こうなればあなたの作った商品は何でも売れるようになります。ハンドメイド品にしても『誰がどうやって作っているのか』を見せるべき。顔出しすることも考えましょう。
まとめ:低リスクで長期運用を前提に続けましょう
工芸やハンドメイド、デザインをする人に取って自分の作ったものが売れるって幸せなことです。それが気軽にできる時代になったのも嬉しいですよね。
最初からモノをバンバン売ることってできません。
あなたが売るモノに対する『第一人者』になってから開始するのがネットショップ成功の近道です。それが低リスクにもなります。
1年ほどSNS運用やブランディングしつつ販売して、コツがつかめてきてから規模を拡大していきましょう。
以上、「『簡単』フリーランスがネットショップ『ECサイト』で稼ぐ方法」という記事でした。