「Webライターの将来性が知りたい。フリーランスのメイン収入源としてWebライターを選ぼうと思うんだけど、5年・10年後って食べていけるのかな…。個人ブログも厳しくなってきたって聞くし不安。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。当記事を書いている現在で2,000記事ほどを執筆。個人ブログやクラウドソーシングを通じてWebライター業もしています。
当記事の内容はこちら
- Webライターの将来性が明るい3つの理由
- ライティングスキルがあるとパラレルキャリアを作りやすい
- SEOとWebライターの関係性について
個人ブログとWebライター業をしてきた私なのでお伝えできることがあります。結論としてライティングスキルが残るので『取り合えず食べていける状況』は作れます。
フリーランスの悩みの1つである『収入』の不安を解決できるよう書きましたので、最後までご覧頂ければ幸いです。
1.Webライターの将来性が明るい3つの理由
以下の3つです。
- 需要が高まっている『スマホ・タブレットの普及』
- クライアントの支払う単価が上がっている
- フルリモートでも仕事がある
『仕事量が増えている+どこでもいつでも作業できる』の2つに注目します。
ただし、ライバルも増えています。ライティングスキルを学ぶ前提でご覧ください。
理由① 需要が高まっている『スマホ・タブレットの普及』
紙媒体と同時に電子媒体を見る人が増えています。
2017年の電子出版市場は前年比16.0%増の2,215億円。内訳は電子コミックが同17.2%増の1,711億円、電子書籍(文字もの)が同12.4%増の290億円、電子雑誌が同12.0%増の214億円となりました。
引用 全国出版協会
新聞も年間100万部のペースで購読者が減っています。スマホやタブレットでニュース・情報を得る層が増えてきたためです。
新聞のWeb化が進めばWebライターの需要が拡大されます。専門分野の情報に詳しいWebライターに仕事が集まりますね。
スマホ世代の成長によりWebメインになる
MMD研究所の調査でシニア世代のスマートフォン所有率が上がっている結果が出ました。
(2015年から2016年にかけての調査です。)
シニアのスマートフォン所有率は38.5%
引用 MMD研究所
一方で若年層は普及率を90%超えです。今後の5~10年でシニア層のスマートフォン所有率が増え、スマホ世代が大人になります。
紙媒体がなくならないとは言え、よりWebメディアが増えると想像できます。Webメディアが増えればWebライターの需要も高まります。
理由② クライアントの支払う単価が上がっている
Webライターの単価が徐々に上がっています。
というのも、『セールスライター』『Webライティング』という言葉が普及していなかった頃は文字単価0.3円ほどの世界でした。(そもそもWebライター向きの案件もありませんでした。)
2005年、私の友人が大学在住に個人でWebデザインの仕事を引き受けていました。Webを1から立ち上げるのですが、ライティングに関しては『付属品』という扱いでした。
専門的分野では文字単価3~5円
以下、ざっくりではありますがWebライターの文字単価です。
クラウドソーシングのタスク案件、日記・体験談 | 0.2~0.4円
キュレーションサイト案件 | 0.4~1円
大手メディア掲載用の案件 | 2~3円
転職・金融など専門分野の大手メディア掲載用案件 | 3~5円
文字単価3円になればWebライターだけでも食べていけるほどの収入になりますね。単価が高ければフリーランスのベーシックインカム的収入源にもできます。
ただし、紙媒体より文字単価は安めです
これはトップライターさんの話になるのですが、紙媒体だと文字単価10円~になります。ランサーズやクラウドワークスでトップに出てくる『個人がブランド化されている人』だとこのレベル。
「夢がある…。」程度の参考にしてください。
理由③ フルリモートでも仕事がある
クラウドソーシングやWebライター向け求人サイトでリモート案件を獲得できるようになりました。
これまでWebライター案件を探そうにも『寄稿を募集しているメディアに応募する』くらいしかできなかったんですよ。
それが求人形式で閲覧できるようになったのは大きいです。しかもフルリモートもあります。
田舎でも実力次第で高年収を狙えます
実力さえあれば、地方の田舎でもWebライターで月30万ほどを狙えるようになっています。今までこの『チャンス』が遠いものでした。
クラウドソーシング等で仕事を引き受ける → 継続する → 信頼につながる → 単価が上がる(要交渉)
ライティングスキルの向上・単価交渉等、難しいことはあるものの、食べていける可能性が上がったのは将来性が明るくなったと言えます。
2.ライティングスキルがあるとパラレルキャリアを作りやすい
次にWebライターの働き方に注目します。
既にお話している通り、クラウドソーシングやWebライター向けの求人で仕事を獲得しやすくなりました。
Webライターやライティングスキルを使った仕事+αのパラレルキャリア構築がしやすくなっています。
以下、パラレルキャリアの例を解説します。
例:Webライター+倉庫管理作業員(派遣orフルタイムパート)
非正社員勤務で社会保険+厚生年金に加入しつつ、足りない年収分をWebライターで稼ぎます。
Webライターに使える時間は減るものの、フリーランス時代より保険料・年金支払いが格安になります。既婚者だとさらにお得ですね。
正社員に比べると責任が軽く仕事量も少なめ。残業も断れます。
Webライター業が軌道に乗ってきたら派遣やパートの時間を減らすことも可能です。収入のバランスを取りやすいのが強みですね。
例として倉庫管理作業員を書いています。倉庫管理は人との関わりが少なくストレスが溜まりにくいです。Webライター業をするフリーランスは人付き合いにストレスを感じやすい方が多いと思うので例えにしました。
例:ブログ運営+フリーペーパー制作(フルタイムパート)
ライティングスキルを使ってブログを運営。アドセンスやアフィリエイトで稼ぎつつ、関連性のある仕事で社会保険+厚生年金に加入します。
- 会社でもライティングスキルを高められる
- ブログのネタが見つかりやすい(新店情報など)
上記メリットがある一方でSEOメインの不安定さがあります。
Webライター案件獲得の名刺代わりのブログ運営をイメージして、Webライター+ブログ、メディア運営+フリーペーパー制作などのフルタイムパートをおすすめします。
仕事のバランスを取っていけば65歳まで安定します
Webライターは即スキルが認められるものではありません。
実績を作り自分を『ブランド化』して、ようやく単価アップや様々な依頼を獲得できるようになります。初動は遅め。
だから、最初からWebライター1本にせず、パラレルキャリアで生計を立てることで生活を安定させられます。
5年・10年続けていて単価が上がるようならWebライター専業になるのもありです。選択肢が多い点でWebライターはこれからの時代の武器になると考えられます。
3.SEOとWebライターの関係性について
最後にWebライターとSEO・個人ブログ・法人メディアについてお話します。
「もう個人ブログは終わり。法人メディアが強すぎる。」
という話題が尽きません。
これを聞いて『Webライターもダメかもしれない…。』と不安になっていませんか?この点、Webライターは何も心配ありません。
SEOが変動してもWebライターの仕事は存在し続ける
Webライター業は特にSEOの動きと関係ありません。理由は以下の通りです。
個人ブログが下落 → 大手メディアの仕事が増える
個人ブログが伸びなくなれば大手メディアが伸びています。そしたら大手メディアにお金が集まりますよね。たくさんライターを使って記事を増やしたいと考えます。
大手メディアが下落 → 個人ブログが伸ばしやすくなる
逆に大手メディアが下落すれば個人ブログが伸びます。そしたらWebライターとしてのスキルを個人ブログ、メディア運営に使えばOK。
ブログ開設者も増えますのでスキルマーケットであなたのライティングスキルを販売するのもありです。
このようにWebライターのライティングスキルは需要が尽きません。今後の社会とマッチした技能であり、職業の1つと言えます。
まとめ:Webライターの将来性は明るいです
おさらいです。Webライターの将来が明るい理由は以下の3つ。
- 需要が高まっている『スマホ・タブレットの普及』
- クライアントの支払う単価が上がっている
- フルリモートでも仕事がある
収入が不安定ならWebライター+αのパラレルキャリアで収入を安定させることも可能。
SEOの変動があってもライティングスキルは役立ちます。特別なスキルなく挑戦できる分野です。早速、Webライターとして活動を開始しましょう。
後は試行錯誤しつつ勉強するだけです。
以上、「【結論】Webライターの将来性が明るい3つの理由【需要から語る】」という記事でした。
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