「Webライターだけど、クライアントから執筆可能な企画書・内容を送って欲しいと言われた。いい案件だから何とか仕事にして次につなげたいんだけど…。どういう企画書を出せばいいの?」
という疑問にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。クラウドソーシング各社やブログを通じてWebライター案件を獲得しています。当記事を書いている現在で企画提案に落ちたことはありません。
当記事の内容はこちら
- クライアントが喜ぶWebライターの企画書・内容の書き方
- クライアントがWebライターに求めているものについて
- Webライターがクライアントと長い付き合いをするために
実際に企画が通っている私なので参考になる内容が書けると思っています。提案が通れば自信になります。クライアントが望む以上の企画を出せれば今後の仕事につながる可能性もありますよね。
あなたのWebライター活動を支援するために書きました。どうぞお役立てください。
1.クライアントが喜ぶWebライターの企画書・内容の書き方
以下の2つです。
- 指定のキーワードに沿ったタイトル・見出し・リード文を書く
- クライアントが求める結論が書きやすい構造を作る
企画書は詳しければ詳しいほどいいです。どういう記事が仕上がってくるのかクライアントが想像できるためです。
一方で詳しく書きすぎると企画で落ちた時の労力が無駄になります。
しかし、当記事で紹介する内容を取り入れれば20分くらいで採用されやすい企画書になります。
① 指定のキーワードに沿ったタイトル・見出し・リード文を書く
ほとんどのクライアントがキーワードを指定します。そのキーワードに沿ったタイトル・見出し・リード文を企画書にしましょう。
以下、当記事の場合の参考例です。タイトルとリード文は記事冒頭をご覧下さい。
『Webライター 企画書 書き方』のキーワードをイメージして作成しています。
最初の見出しでキーワードの結論を記載。次になぜそれが結論になるのかを記載。最後にオリジナリティを加えています。
ここまで網羅すればライティング力もアピールできます。リード文と見出しでSEO知識も分かってもらえるかと思います。
ただしSEOに関しては答えがありません。企業によっては『狙ったキーワードを30回以上入れるべき』という考えがありますね。
見出しだけで内容が理解できる文章になっていれば問題ないですよ。
② クライアントの求める結論が書きやすい構造を作る
クライアントが売りたいものにつながる文を書きましょう。
住宅メーカーの案件ならクライアントが売りたいものって『住宅』『リフォーム』『不動産』ですよね。キーワードが『子育て 住宅』なら、育児しやすい住宅をアピールしたいのかなって想像できます。
それなら、以下のようなタイトル・見出しを書きます。
『ママ必見』リビングに広いモダン和室のある住宅が育児に最適!
リビングに広いモダン和室のある住宅が育児に最適な理由
リビング和室は子どもの遊び場として使いやすい
目が届きやすいし、転んでも痛くない
琉球畳ならオシャレ住宅感も出せる
リビングに広いモダン和室のある住宅の例
注文住宅でリビングに和室を作りたいならここ
…以下略
太字の2つの見出しがセールスポイントです。ここで住宅紹介や住宅メーカー紹介ができます。
2.クライアントがWebライターに求めているものについて
なぜ詳しい企画書やセールスポイントのある内容が好まれるかと言えば、クライアントがWebライターに『時短と結果』を求めているためです。
求めているもの:時短と結果
Webライターを使えば数名のマネジメント役で1日10記事以上を量産できます。記事を書く効率が上がりますよね。
優秀なWebライターならSNSでバズる、SEOで早く上位を獲得する記事が書けます。
校正や追記が多いとWebライターを利用する価値がありません
手直しが多ければクライアントの負担が増えます。時間も取られます。そんなことならライターを使う意味ってありませんよね。
企画書の段階で内容がまとまっていれば安心。逆に誤字脱字があったり求めている内容とズレていれば却下します。手直しの時間でその記事を書けちゃいますからね…。
SEOやSNSで結果が出ればお金を払う価値が出ます
ライティングが苦手なクライアントがいます。この場合、時短ではなく高品質の記事を求めてWebライターに仕事を発注します。
結果の出る記事を書ければクライアントは支払った報酬以上に儲かりますよね。損をしないのでどんどん仕事を任せようって思います。
納期厳守・連絡相談は当たり前
余談ですが企画書提出時に『納期を守りますアピール』するWebライターがいます。これは間違いです。
納期を守るのは当たり前。連絡や相談するのも当たり前。
アピールポイントにはなりません。
もし、納期でアピールしたいならスモールデッドラインを書きましょう。納期が1月14日だったとして、「1月10日ほどには完成できるかと思います。事情により難しければ本来の納期で提出します。」という書き方ですね。
クライアントも丁寧だと感じるでしょう。
3.Webライターがクライアントと長い付き合いをするために
クライアントに喜んでもらえば長期的に依頼してもらえる可能性があります。
クライアントとあなたがwin-winの関係なら月々の安定収入源(ベーシックインカム的な収入)になります。フリーランス最大のストレスは収入が不安定なこと。そこが解決するので、企画書に力を入れる価値があります。
企画書の段階で記事のイメージが想像できるようにする
重複内容ですが大事なことなのでもう1度。
企画書でクライアントが安心してあなたに発注できるようにします。時短とクライアントが望む結果を想像してもらえますよね。
あなたのライティングスキルが優れていたとしても、クライアントとの相性って存在します。
私の場合はある程度自由に記事が書けないと良品が提出できません。キーワードを詰め込むようなスタイルだと不自然な言葉使いになり、結果的に校正が多くなるためです。
企画書があればお互い『すり合わせ』ができますよね。
企画書が通らなかったとしてもガッカリすることはありません。得意分野と一致しなかっただけ程度に思いましょう。
信用を落とさない行動を心がける
納期は守って当たり前。それ以上のことを考えます。
受け答え1つでも印象って変わります。もし今回の企画書が通らなかったとしても、次は仕事をもらえるかもしれません。
実力はあるけど一緒に仕事をして不快な人より、実力不足だけど一緒に仕事をできる人なら後者が選ばれやすいです。
クライアントが不快にならない行動・伝え方を意識することで角が立ちません。たとえクライアント側に落ち度があったとしても、連絡してもらったことに感謝しましょう。
Webライターは好き勝手に記事を書く仕事ではありません
Webライターに求められるのはアーティスト能力ではなく職人的能力です。あなたが書きたいように書いた記事に厳しい校正が入るかもしれません。それに腹を立てるだけ損です。
ここを勘違いして信頼を落としているWebライターが多いです。
当記事の本題に戻ります。
企画書はクライアントとあなたの考えを近づける大事なもの。企画書の段階で不一致ならお互いに無駄な時間を使わなくてお得です。
逆に企画書が通ればあなたの技術・知識を欲しがっているクライアントである可能性が高いです。まずはクライアントの喜ぶ企画書を書いて提出してみましょう。
まとめ:企画書で自分を売り込みましょう
クライアントが喜ぶ企画書の書き方は以下の2つです。
- 指定のキーワードに沿ったタイトル・見出し・リード文を書く
- クライアントが求める結論が書きやすい構造を作る
クライアントはWebライターに時短と結果を求めてます。あなたを使えば時短になるし結果も出ることを企画書でアピールします。
信頼を落とすと仕事がもらえなくなります。企画書が通らなかったとしても、丁寧な対応を心がけて次は仕事をもらえるようにしましょう。
以上、「クライアントが喜ぶWebライターの企画書・内容の書き方を解説」という記事でした。
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