「クライアントと連絡が取れなくなった。クラウドソーシングで提案が通り、作業内容も頂いたのに急なキャンセル。ワードプレス入稿なのにワードプレスのログインを教えてもらえない。どうしたらいいの?」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。つい先日、クラウドソーシングで獲得したWebライター案件のクライアントと音信不通になりました。メッセージは開封されているのに連絡が来ないまま納期が迫る状況です。
当記事の内容はこちら
- クライアントと連絡取れない時の対処法について
- 音信不通にするクライアントへの考え方『気にしない』
- もう地雷案件を踏まないために心がけたいこと
実際にクライアントと音信不通になった私なのでお伝えできることがあるかと思います。手順書を読むだけでも時間を取られてます。モヤっとしますよね…。
あなたが次は失敗しないための対処法までお話します。どうぞご覧ください。
1.クライアントと連絡取れない時の対処法について
以下の2つです。
- 作業を先に進めない
- 丁寧な質問メールを送る
最悪、連絡が取れなくなった時のことを考えます。クライアント側に事情がある可能性も考慮して質問すること。キャンセルになる恐れを考えて作業を先に進めないのが大事。
クライアントのミスが発覚すれば納期を遅らせてもらうことも考えます。
対処法① 作業を先に進めない
案件がキャンセルになった時に作業時間が無駄になります。
例えば5,000文字の記事を書いたとします。その記事が無駄になった場合の再利用って難しいですよね。
ブログを持っている → 個人のブログで掲載する
上記しか対応方法がありません。
内容次第で個人ブログへの掲載も難しいことありますよね。グレーやピンク系の内容とか。
クラウドソーシングや求人サイトを通さず仕事を獲得した場合、最初に取り決めをしましょう。担当者は誰なのか。担当者に連絡が取れない場合はどうすべきか。ここを文章化するだけでも違います。
スキルマーケットを使って個人から個人へ仕事をする場合も要注意。
『○○日以上音信普通の場合はこのようにします。』
と記載しておけば安心です。
対処法② 丁寧な質問メールを送る
クライアントも『人』なので事情があるかもしれません。
- 冠婚葬祭関係
- 体調不良、事故
- システム上のトラブル
上記のとおり。
だから連絡が取れない場合は『丁寧な質問』をします。これで、あなたから連絡をした証拠にもなりますね。
丁寧な質問の例文
○○ 様
いつもお世話になります。Ryotaです。
先日お引き受けした提案について2点質問があります。
1つは○○です。
1つは○○です。
お忙しい中申し訳ありませんが、ご連絡頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
シンプルな内容で構いません。この質問について返信がなければ3日後にもう1通メールを送ります。
○○ 様
いつもお世話になります。Ryotaです。
先日ご連絡したメールはご覧頂けましたか。
お忙しいとは思いますが、納期の問題もあります。1度、ご連絡頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
これで連絡がなければ問題あるクライアント。事情がない限り、この案件を進めるべきではありません。
2.音信不通にするクライアントへの考え方『気にしない』
深く関わることをやめましょう。
音信不通だとイラっとします。思わずカっとなったメールを送っちゃうのですが、それが元で別の問題に発展する可能性があります。
あくまで『公式を通じての連絡』にとどめましょう。
考え方:勉強代と思って、深く関わらないことです
フリーランスは時間が命です。
これ以上問題のあるクライアントにあなたの時間を使うべきではありません。今回の経験を糧にして『二度と地雷案件を踏まないこと』を考えましょう。
ランサーズの場合は「連絡催促」があります。
参考 ランサーズのよくある質問
プロジェクトの納品が終わっている場合、この方法で2ヵ月後にお金が振り込まれた人がいます。
なぜクライアントが音信不通にしてくるのか
以下の3つが理由です。
- お金を支払いたくない
- フリーランスを下に見ている(面倒になったので連絡しない)
- 別の人に同じ依頼をしてしまった
お金を支払いたくないは論外です。
問題なのは『フリーランスを下に見ている系』のクライアント。クラウドソーシングで多いですね。ビジネスとして仕事をしている感ではなく、『仕事を与えてやってる』と思ってます。
フリーランスならよくある経験の1つ。案件選びに失敗したと思って次に進みましょう。
3.もう地雷案件を踏まないために心がけたいこと
以下の3つです。
- 誤字脱字の多いクライアントをキャンセルする
- 過去にも同じ内容があるクライアントを避ける
- 直メールアドレスを求めるクライアントを避ける
事前に問題あるクライアントを見抜ければ問題ありません。私の経験を元にお話します。
(ただし、これでも連絡が取れなくなるクライアントっています。私もうっかりして連絡の取れないクライアントに遭遇しました。その点のみご了承ください。)
① 誤字脱字の多いクライアントをキャンセルする
依頼の仕事概要に誤字脱字が多い場合、何かしらの問題があります。
- 人手不足
- ビジネスマナーを知らない
仕事概要を送っている人が仕事を理解していない可能性もあります。
可能なら提案を受ける前に構成書を見せてもらうといいですよ。
『画像はいらない』という仕事なのに構成書には『画像が好ましい』と書かれている場合があります。こういう案件は高確率で地雷案件です。
② 過去にも同じ内容があるクライアントを避ける
クラウドソーシングの場合、過去の発注率や評価が分かります。
例えば途中終了した案件が多いとします。
- 勝手にキャンセルされる
- 音信不通になる
上記の可能性がありますよね。
他にも「説明が不十分だった。」「求められる内容が多すぎる。」という口コミがあれば要注意。チェックしましょう。
③ 直メールアドレスを求めるクライアントを避ける
直メールを送った時点でクラウドソーシングや求人サイトを介さずに仕事をすることになります。
- お金を支払われず納品物だけを取られる
- 個人情報を悪用される
- 公式にも頼れない
というデメリットがあります。
特に『納品物だけを取られる』が多いです。これが問題化して、クラウドソーシング各社で直接取引は禁止になっています。
まとめ:ビジネスマナーの守れないクライアントは危険です
「いい案件があった!早速提案しよう!」と思わず、まずはクライアントチェックです。
特に企業は「何とかして安くならないかな。」と思ってます。後になって単価ダウンやオプション的なことを言われても困っちゃいますよね。
お互いに気持ちよく仕事ができれば長いお付き合いにもできます。
もしクライアントと連絡が取れなくなったら『ダメなクライアントと仕事しなくてよかった』くらいポジティブに考えましょう。
以上、「クライアントと連絡取れない時の対処法及び考え方『勉強代にする』」という記事でした。
Webライター向け、案件の選び方も記事にしています。
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