「クラウドソーシングのランサーズを使ってWebライター活動をしたいんだけど、あんまり良い案件がない…。スカウト(直接依頼)されないかな。単価も高そうだし。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。ブログ経由でWebライター仕事をした経験があり、ランサーズにも登録しました。およそ10日で企業からスカウトが来て仕事につながりました。そのノウハウをお話します。
当記事の内容はこちら
- 1週間でランサーズのプロジェクト案件スカウトを獲得する方法
- スカウト案件に対する返信方法と交渉について
- 『簡単』企業がWebライターに求めていること
証拠は以下の通りです。
これからWebライターとして活動したいあなたのために書きました。私と一緒に文字単価3円を目指して行動しましょう。その一歩がプロジェクト案件の獲得です。
どうぞご覧ください。
1.1週間でランサーズのプロジェクト案件スカウトを獲得する方法
以下の5つです。
- プロフィール充実度を9.0にする
- レギュラーランクになる
- ポートフォリオとしてブログを公開する
- 稼働状況を変更する
- タスク案件を5つほどこなす
個人のブログの検索順位が落ちているかわりに企業メディアは伸びています。企業は即戦力なWebライターを求めていますので、プロフィールとか色々見られているんですよね。
特別なことは何もありません。即実践しましょう。
① プロフィール充実度を9.0にする
サービス出品と外部サービス連携以外の全ての項目を入力します。
入力内容は『詳しければ詳しいほど良い』です。プロフィールなら1,000文字ギリギリまで書きましょう。
それぞれ具体例は以下の記事にて解説しています。私のプロフィールも公開していますので参考にして下さい。
-
これであなたもWebライター!ランサーズで仕事を始めるまでの流れ
続きを見る
② レギュラーランクになる
ランクが付いていれば、
「この人は真剣に仕事を獲得したいと思っている。」
と判断されます。
レギュラーランクは個人の努力で獲得可能。条件は以下の通りです。
概要 本人確認や機密保持確認などが完了しているランサー様です。
以下の各項目が登録済み
・表示名
・プロフィール画像
・自己紹介300文字以上
・スキルセット、ポートフォリオ、出品サービスのうちいずれか1つ
・経歴資格
・本人確認
・機密保持確認
・電話確認● 最終ログインが1ヶ月以内
プロフィール画像は本人の顔。表示名も実名か実名に関連するものをオススメします。クライアントからの信用が違います。
スキルセット・ポートフォリオ・出品サービスは全て入力しましょう。
③ ポートフォリオとしてブログを公開する
実際にどういう記事を書いているのか。PVはどのくらいなのかをクライアントに見てもらいます。Webライターは特別な資格を必要としません。アピールポイントがあればクライアントが安心します。
既にブログを持っているあなたへ
ブログのキャプチャ画像が必要です。Snipping Toolを使うと簡単に必要部分のみ切り取れますよ。
まだブログを持っていないあなたへ
ポートフォリオ用のブログを開設しましょう。月間PV数が高いほど有利ですが、公開直後のブログでも構いません。目的は記事を読んでもらうことです。
以下の2記事ををご覧ください。Webライター向けワードプレステーマとワードプレスブログ開設情報を掲載しています。
-
Webライターのポートフォリオに適したワードプレステーマ5選
続きを見る
-
フリーランスのブログ活用法『月収50万1日6時間勤務実現のために』
続きを見る
④ 稼働状況を変更する
プロフィール途中に『稼働状況』を変更する欄があります。
- 仕事できます
- 案件によります
- 今は忙しいです
『仕事できます』を選びましょう。(プロフィールを書いている最中であれば『今は忙しいです』にしておきます。)
⑤ タスク案件を5つほどこなす
作業数がゼロとイチでは印象が違います。
1つでも作業を受けることで「この人は実際にライティングしているな。」と判断してもらいます。タスク案件は実績とは関係ありませんが、ライターのプロフィールから確認可能。
簡単な案件でも良いので5つほど受けておきましょう。
初心者向けタスク案件の選び方について
自由に書けるものを選びましょう。制限があればあるほど採用率が下がります。
文字数2,000文字ほどの記事を考えながら書くのは大変です。制限時間120分をオーバーする恐れがあります。800文字で終了するものにしましょう。
以上の5つでスカウトを待つ準備が出来ました。
ただし、クライアントのタイミング次第では1週間でスカウトが来ない可能性があります。(予算の都合など。)
1ヶ月ほど様子を見て特に反応がないのなら初心者向けプロジェクト案件を提案して実績を作ります。実績があればスカウトも来やすくなります。
2.スカウト案件に対する返信方法と交渉について
スカウトが来たら返信をします。返信内容によっても採用率が変わります。
以下のことを心がけましょう。
- 早期の返信及び、ポジティブな内容にする
- 不可能な点に関しては妥協なく伝える
① 早期の返信及び、ポジティブな内容にする
クライアントがもっとも恐れているのは『音信不通』です。
ビジネスですので連絡が取れないって異常なことですよね。できないなら『できない』と返信が欲しいんです。引き受ける・引き受けないに限らず24時間以内に返信しましょう。
今回の案件を引き受けなかったとしても、別案件で依頼が来る可能性があります。先のことを考えて丁寧かつ迅速に返信します。
返信内容はポジティブにします。
- 引き受けさせていただきます。もしスキルが足りなければ勉強させていただきます。宜しくおねがいします。
- 今回のような案件をしたいと考えておりました。○○様よりご連絡をいただけて恐縮しております。
- 本業をしつつの作業となりますが、滞りなく進めていけるよう精一杯努力します。
上記のとおり。
仕事ができるかどうかって不安があると思うんですけど、それをクライアントに伝えるって微妙ですよね。自信がありませんって言ってるようなものですし。
クライアントと協力して進めていく考えを持ちましょう。仕事である以上、仕事を任せた側にも責任ありますからね。お互いが切磋琢磨できればwin-winです。
② 不可能な点に関しては妥協なく伝える
実は私はこの案件を断ろうと思ってました。
というのも、パラレルキャリアとして複数の仕事をしているため、返信が遅れる可能性があったんです。24時間以内の返信が必須だったんですよね…。
そこは妥協せず伝えました。
「パラレルキャリアをしているため、どうしても24時間以内に返信できない日があるかもしれません。その点のみご了承頂ければお引き受けします。もちろん、返信できるよう最大限の努力はします。」
この点も好印象だったようで、
「原則ですので、理由がある時は問題ありません。」
との返答。これでお互い嫌な気持ちなく仕事ができますね。
企業がどういう気持ちでフリーのWebライターに仕事を依頼しているのか。そこを見抜ければ単価も上がりますし、スカウトも多くなります。そこを掘り下げていきましょう。
3.『簡単』企業がWebライターに求めていること
以下の3つです。
- 継続的な納品
- ビジネスとして捉えること
- 手直しなしで公開できること
あんまり凄いこと求めてないんですよね。
もちろんSEOライティングとか読みやすい文章が書けるとか。スキルがあれば嬉しいんですけど、もっと最低限のことを求めてます。
① 継続的な納品
- ちゃんと連絡が取れる
- 早期に返信が来る
- 長く一緒に仕事ができる
上記3つができない人多いんですよ。
私の周りには外注を駆使してブログを運営している人がたくさんいます。彼らから話を聞くに『突然音信不通が多い』とのこと。ランサーズでも24時間以内返信率が表記されるほどですからね。
連絡を取りつつ継続的に記事を送る。これだけでも単価上がりますよ。
② ビジネスとして捉えること
お金をもらう以上は仕事です。
- 納期があって当然
- 見直しして当然
- 報告・連絡・相談ができて当然
執筆中に分からないことがあれば相談しましょう。そのまま作業を進めてもお互いに困るだけです。
誤字脱字はなくて当たり前。見つかったら謝罪して『見直しの手順項目を追加』します。個人ブログを書いているのとは違いますからね。
③ 手直しなしで公開できること
クライアントが外注する理由って時短です。
あなたが書いた記事をイチイチ手直ししてたら時短になりません。Wordpressなら「画像付きで文字装飾もしましょうか?」くらい提案しても良いです。喜ばれますよ。(もちろん同じテーマを使っていることが条件ですが。)
クライアントの気持ちを理解してプロフィールを充実。即返信を心がけていればどんどん仕事が増えていきます。当たり前のことをコツコツ継続しましょう。
まとめ:スカウトから高単価につなげましょう
Webライターで食べていくには1文字3円を目指します。
1文字3円なら1万文字で3万円。1日1万記事書いたとして1ヶ月90万になります。大きいです。しかし、ただ案件をこなしているだけでは文字単価は上がりません。
まずスカウトを受けられるようになります。スカウトから顧客を見つけて単価アップ交渉をします。あなたに実力とビジネススキルがあれば企業側も『手放したくない』と思います。
クライアントが求めるWebライターになりましょう。
以上、「簡単!1週間でランサーズのプロジェクト案件スカウトを獲得する方法」という記事でした。