「会社員とフリーランスの違いって何だろう。独立を考えているけど、どういう変化があるのかを知っておきたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば会社員とフリーランスの違いが分かります。
パラレルキャリアのRyotaです。現在は個人事業中心の働き方をしており、会社員・フリーランスの両方を経験しています。
当記事の内容はこちら
- 会社員とフリーランスの違い『働き方・収入・責任』の3つから解説
- フリーランスになる前に最低限準備しておきたいこと
フリーランスは仕事をしないとお金がもらえません。有給もありませんし、失敗したらあなたが全て責任を負う事になります。
ただし、引き受けたくない仕事は拒否できます。仕事時間も自由ですよね。
必ず不安定になるので『1年間収入ゼロでも食べていける貯金』と『住まい』だけは確保しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
1.会社員とフリーランスの違い『働き方・収入・責任』の3つから解説
まとめると組織か個人かの違いです。
会社員だとあなたがミスをすれば上司から叱られます。でも上司は取引先や役員からもっと叱られてます。
ミスしたからといってあなたの給料が下がることもないです。有給も使えますし、明日から生活に困ることはありません。(ボーナスが減る可能性はありますが。)
でもフリーランスは違います。ミスしたらあなたが責任を取らないとダメ。場合によってはクライアントから損害賠償をもらうかもしれませんよね。
でも理不尽に叱られることはゼロです。
働き方・収入・責任の3つからお話していきますね。
働き方:雇われているか、個人で契約するか
会社員は会社に『雇用』されています。フリーランスは雇用されていません。この違いですね。
会社員の場合は会社の指示に従わないといけません。
- 就業規則
- 上司の指示
- ルールを守る
報告・相談・連絡も必要です。個人ではなくて組織で行動してるのでチームワークが大切。でも行動が遅くなるデメリットがあります。
フリーランスは全てあなたがルールです。
- どの仕事を優先してもいい
- 仕事も自由に選べる
- 即行動できる
ただし、サボろうと思えばどれだけでもサボれます。メリットでもありデメリットでもありますね。
収入:完全成果給かどうか
会社員は仕事ができなくても、会社に勤めてさえいれば最低の賃金がもらえます。(ボーナスや昇給は別。)
一部、成果給がある仕事もありますね。運送系や保険の営業さんなどです。
フリーランスは完全成果給。どれだけ仕事をしていても、お金にならない仕事なら報酬は増えません。結果を出さないとお金にならない分、会社員よりシビアです。
業務委託契約や常駐案件でも一緒です。あくまでフリーランスと会社の対等な契約ですので、結果を出さないと打ち切られて終わりです。
責任:個人の責任か組織の責任か
会社員は組織の責任です。
あなたがミスをしても上司の責任になり、最後には会社の責任になります。損失を受けるのも会社ですよね。
あなたはせいぜいボーナスが減り、昇進が遅れるくらいのデメリット。いきなり解雇とか給料が減らされることはありません。法律で守られています。
フリーランスは個人の責任です。
- ミスすれば損害賠償の可能性がある
- 対応が悪ければ打ち切られて終わり
- 結果を出さないと報酬は増えない
ただし、働けば働くこと給料が増える可能性があります。20代でも年収1,000万は可能です。だからフリーランスはリスクに備えつつ稼げるうちにドンドン稼ぐことが大切です。
▼フリーランスのリスクの備え方はこちら▼
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フリーランスの3つのリスク『対処しないと生活が終わる可能性あり』
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会社員いい、フリーランスがいい、という答えはありません。どちらもメリット・デメリットがあるためです。
後はあなたの性格やスキルで決めたらいいと思います。目的は『ずっと食べていくこと』ですからね。低ストレスで何とか食べていける方を選択しましょう。
ただしフリーランスになるのなら万が一への備えが必要です。
2.フリーランスになる前に最低限準備しておきたいこと
以下の2つです。
- 1年間収入ゼロでも食べていける貯金
- 住まい
フリーランスは稼げなくなったら終わりです。
アルバイトなどパラレルワークしつつ立て直せばいいんですが、赤字になったら生活できないじゃないですか。なのでまとまった額の貯金をしておきます。
後は住まいですね。フリーランスって社会的立場が弱いです。クレジットカードや住宅ローンがなくても即困ることはないですが、賃貸が借りれないと困りますよね。
① 1年間収入ゼロでも食べていける貯金
具体的には200~300万の貯金です。
月の支出が20万として、ギリギリ1年生活できるかどうかです。1年あれば仕事を立て直すこともできるでしょう。会社員時代にコツコツと貯めましょう。
なお、私は個人事業を中心にするまで10年以上費やしました。正社員を辞める時も本当は辞めようとは思ってなかったです。
住まいや大きな支出を終わらせた上で貯金1,000万、毎月の収入が安定して50万以上を確保しています。ご参考まで。
生活費は極力少なくすること
生活費が安ければ少ない貯金でも長い間耐えることができます。特に家賃など『大きな固定費』の節約を考えましょう。
『フリーランスが生活費を節約する5つの方法『軌道に乗るまでの耐え方』』という記事が参考になります。
② 住まい
住む場所がなければ仕事になりません。
住まいを確保する前に独立しちゃうと『賃貸契約が通らない可能性』があります。独立した直後って実績がありませんからね。
だから賃貸で暮らすなら会社員の間に借りておきましょう。
フリーランスは賃貸が借りにくい
もし希望の部屋が借りれなければシェアハウスを利用するしかありません。しかし、シェアハウスは地方には少ないです。向き不向きもありますね。
シェアハウス自体は家賃が格安。フリーランス仲間も作りやすいので体験するのお勧めですよ。
▼シェアハウスについて詳しくはこちら▼
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フリーランスがシェアハウスに住むメリット3つとおすすめの探し方
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まとめ:会社員とフリーランスは全く別の働き方です
会社員とフリーランスは何もかもが違います。
フリーランスがラクだと思って独立すると痛い目を見ます。でも、ブラック企業勤めでボロボロになった経験があるなら、フリーランスでも努力して結果を出せるかもしれません。
会社員をしつつ月5~10万を稼ぐことを目指してみましょう。既に成果が出ていれば独立もしやすいですよね。
フリーランスの仕事の種類も紹介していますので、あわせてご覧ください。
以上、『会社員とフリーランスの違いを『働き方・収入・責任』の3つから解説』という記事でした。
フリーランスになったら準備すべきことも一覧にしています。
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